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飼い主のいない猫たちの地域での共生を目指します。 猫の保護の相談は一切、受け付けていません。
 南相馬市の小林さんちの長毛猫 逝く
2011年04月07日 (木) | 編集 |
4月3日に南相馬大井字下山畑という地域で保護した、毛足の長い茶色のオス猫が、保護先の病院で容態が
急変して死んでしまった。連れ帰ってたったの4日で死んでしまった。
長毛猫 下山畑

極度の栄養失調から貧血もかなりひどく、私達が救済に行ったとき、鳴きながらえさを食べたのは
最後の力を振り絞って食べていたのだと先生に言われた。相当空腹だったに違いない。
長い毛に覆われているけど、触ると骨と皮だけだったらしい。

kobayasi1.jpg
病院で治療を受ける小林君。

連れ帰らなければ良かったのではと、考えてしまう。飼い主さんに会ったとき、最後の姿を写した写真を
見せてあげられるよう、東京の友達に頼んでおいた。

福島から東京への移動中、いびきをかいて寝たり、シーツの上でウンチをしてしまったり、
世田谷の保護先の病院では、スタッフのみんなに可愛がられ、ゴロゴロ鳴いていたらしい。
友達と先生達が猫を明日火葬する。花やえさをたくさんいれてくれるらしい。
この子のいた、南相馬市はとてもきれいなところ。飼い主さんのいる故郷に帰してあげたい。
一緒に保護した柴犬も、一日も早く以前のように飼い主さんと一緒に住めるようになればいいと思う。

この猫は、飼い主が避難した後の3週間おそらくまともにえさが食べられなかったのだと思う。
こういう猫は、これからもっと増えてゆくんだと思う。もうすぐ子猫の生まれる時期。
えさをもらえない地域猫もとても不憫だ。

避難範囲が広がれば、また置き去りにされる犬猫も、家畜も増えるのだろう。
原発で何もかもめちゃくちゃだ。

 被災地の犬の保護先募集
2011年04月06日 (水) | 編集 |
最初にレスキューされる犬猫は、捕まりやすい子達ですが、あとになればなるほど、飼い主以外には触らせないような犬が残るようです。

田舎では番犬としての中型、大型犬が多く、外での保護でかまいませんので、
暫定的に犬を保護してくださる方を募集します。

保護先がなく、現場に行っても、保護ができないボランティアさん達がいます。
飼い主さんのいらっしゃる犬に関しては、飼い主を見つけます。
もし見つけられなかった場合は、譲渡をすることになります。

譲渡、シャンプー、注射など、必要な手当てはこちらでしますので、犬を保護できるかたを募集します。
関東方面は徐々にキャパオーバーになってきています。

ボランティアいただける方、ご連絡をお待ちしています。


 福島原発
2011年03月30日 (水) | 編集 |
福島の災害は2次やら3次やらの災害。
原発から飛散している目に見えない放射能に皆ひどくおびえている。

私達は猫だけでなく、犬も5匹保護して、福島をあとにした。原発30km圏内にはリードをつけたまま放浪している犬達が多くいた。弱って横たわる大型犬や、おなかをすかせた柴犬たち。町はゴーストタウンになっていて、途中、豚たちが道路をふさぎ、横を見ると牛舎にやせた牛達がいた。家畜やペットをおいて、みんなどういう気持ちで家を去らねばいけなかったのか、考えると悲しい。

犬達はエンジンの音を聞きつけると、一斉にどこからともなく飛び出してきて、主人が留守をしている家を守ろうと一生懸命ほえた。ほえるけど、お腹が空いているからえさをあげるとガツガツ食べる。あばら骨が浮き出ている状態の悪い犬もいた。今思えば、そういう犬を先に収容すればよかったととても後悔する。一旦犬猫たちを保護場所に収容し、りりママにとその犬の保護に見かけた場所に戻ろうとしたけど、家が見つからず、断念。

名古屋に戻り、福島県獣医師会がそういう犬猫を治療し、保護してくれていることを知った。下調べを相当怠った後悔の残る2日間だった。山の中では、携帯や通信機器がうまく働かないという事態にも遭遇し、大失敗!

ゆったりとした地方では、猫が出入り自由に飼われている。理想の飼い方だと思う。
でも急に起きた天災で、飼い猫が見つからず、電話で泣きながら救出を頼む女性もいた。行ってみると、彼女の猫ではなく、地域猫が家のなかにいた。えさと水をたくさんおいて、その場を後にした。

私達でも中に入れるのに、飼い主が家に戻り、さっさと猫を救出したほうがよほど効率的だと思わざる得ない。

原発事故は人災。避難が長期化するなら、一時的に限られた時間を設け、避難者を家に戻し、ペットなどを連れ、一箇所に終結させ、そんなに放射能が気になるなら、シャンプーでもするなりして、そのあと、全国のボランティアさんに振り分ければはるかに多くの犬猫が救えるはず。猫は飼い主以外の人に姿を見せない動物。
何度行っても、空振りになる。

このまま見捨てていたら、みんな確実にやせ衰えて餓死してしまう。保護は県の業務と聞き
県の食品生活課に問い合わせたが返事なし。。。てんやわんや状態なのか。

海は津波なんてまるでなかったかのように、静かできれいだった。こんな事故さえなければ、とても素敵な町に違いない。
南相馬 白い犬
この犬のことがしんぱいだぁ。。

追いかけてくる犬達を振り切って帰ったことが忘れられない。
車に乗せられる頭数は限られている。

1時間でも早く、原発事故が収まって欲しい。町に人が戻らないと、救えない命がたくさんある。
なんだかつらい3日間だった。この救助のリレーは、いろんな人がつなげている。
でも本当は飼い主に迎えに行かせるのが一番手っ取り早い。

一番最後に捕まえた、黒い中型犬の女の子。道路を走っていたのをあわてて保護した。首輪につなぐリードがなく、私のハイソックスをリード代わりに縛って保護。
耳の先が少し曲がっていて、車に乗せるととてもおとなしく、目を覗き込むと、心配そうに私の顔を覗き込む。思わず家につれて帰ろうかと血迷った。頭に鼻を近づけると、うっすらと子供の頃に嗅いだ犬の匂いがした。
今は、横浜の獣医さんに保護されていると聞いた。

どの子も、飼い主さんのところに早く返してあげたい。










 被災地へ行く準備
2011年03月22日 (火) | 編集 |
りりママと、りりママの仲間と一緒に、この25日から東北へ行って来ます。
どれだけの救出ができるのかわかりませんし、実際にどんなことになっているのかわからないですが、
何かしないと、ずっと後悔する気がしています。

本当はもっと早く行きたかったけど、りりママも彼女の仲間も私も、家や地域に面倒をみないといけない犬猫達がいるし、仕事もあるのでそんなに身軽に長距離の移動は難しいのです。東北は東京からは近いですが、名古屋からは最果ての地です。でも行きます。気をつけていってきます。

りりママが支援の物資を用意してくれました。
人命救助で大変なこの時期、後まわしにされている動物達の救出に向かう。おそらく縁のある子たちだけを
保護して帰ることになると思います。

寝袋を積んで行くそうです。
レンタカーや高速代などの費用もかさむそうです。誰かトラックを貸してくれないかと思ったけど、
そんなお知り合いがいたら、ぜひご連絡をお願いします。4トントラックまではふくちゃんも運転できます。
ふくちゃんは、ゴールド免許ドライバーです。

普通の猫でも保護が難しいのに、普通じゃない状況下にいる犬猫を保護するのは難しいと思います。
一部の団体だけに任せておくのも気の毒です。
体調を整え、状況を見ながらがんばってこようと思います。