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人間社会で翻弄する動物の視点から色々綴っています。
 公園に捨てられた仔猫たち
2017年04月24日 (月) | 編集 |
YさんがTNRしている大きな公園に、仔猫が捨てられていることが日曜の朝にわかった。

乳飲み猫3匹。警察を呼び、現場検証してもらい、そのまま愛護センターへ。
発見されたときには、3匹とも、カラスに突かれていた。
そのうちの1匹が重症だった。

早朝人気のない時間に、まだ10cmほどの目の開いているかいないかわからないような
猫たちをモノのように、ポイと、公園に置き去りにした人がいたらしい。

親猫は、この時期、こういう小さな猫は、一生懸命隠して育てる。
私たちでさえ、これほど小さな猫がどこに隠されているかなんて探すことはほぼできない。
だから、1月ほど、親猫の様子を見て、仔猫がチョロチョロ始める頃に、ようやく保護する。

この小ささで、こういう猫を、手に取れる人は、おそらく、母猫が心を許している人間。
つまり、飼い主のような存在の人の仕業だと思う。

かわいそうに、親猫のそばにおいておけばこんなことにならなかったのに。
警察経由で愛護センターに行き、センターから連絡を受けすぐに引き取り、病院へつれていったけど、
1番小さな、仔猫が、今朝、息を引き取った。
カラスにつつかれ、顎に穴が開き、息をするのも苦しかったと思う。
小さなお腹で苦しそうに息をしている様子を見るのがとても辛かった。

猫をわざわざ公園に捨てに来た人、高齢者であろうとも、天罰を与えてほしいと思う。
この人、おそらく、また同じことをする気がする。
もし私の感が当たっていれば、
えさは適当に与えるが、猫をモノと考える、私たちには到底理解できない人だ。
そういう老婆に、これまでも何人か会ったことがある。
えさは与える、仔猫は死ぬ、なんとも思わない。昔、仔猫の間引きをしていたような
猫飼いは、そういうことに抵抗がないようだ。

おそらく、複数の猫たちに餌を与えていると思う。手術には無関心。

この公園には、年に、4回ほど、遺棄がある。
公園をテリトリーにするネコ達の手術はほとんど済んでいても、遺棄は耐えない。
名古屋市内の公園は、土木管理事務所がボランティアと協力をし、公認で、猫の管理がされるべきだと思う。
遺棄は犯罪ポスターも、景観が悪くなるから貼りたくないと否定的らしい。
こういう姿勢は一体どうなんだろう。
まるで理解ができない、無能な管理者相手に、どこまで地域猫の活動などやれるのか。

警察が遺棄をした犯人を検挙できるなどとは到底思えない。
飼い主のいない猫の去勢不妊は、公園だけでなく、公園に隣接する地区の住宅街で進めることが必要だ。

そして、モノではなく、生き物としての動物の福祉の向上に取り組み、法律をもっと変えないと、こういう人いなくならない。
そのままそっとしておけば、母猫が一生懸命育てたはずだった。
おっぱいが飲みたくて仕方がない仔猫を、無理やり親から奪い上げ、親猫が取りにいけないような場所に捨てることが、今の時代でもできる人って、ほぼ犯罪者だと思う。
カラスに仔猫を殺させても、手術しない限り、母猫はまたすぐ仔猫を産む。
また捨てるんだろうか。それとも今度は殺すんだろうか。

IMG_0262daisy.jpg
助けてあげたかったけど、助けてやれなかった。
ディジー、母猫から放されて、大泣きしていたんだよね。
だからカラスに狙われた。
なんともやりきれない。

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