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人間社会で翻弄する動物の視点から色々綴っています。
 キャットサポーターと市営住宅
2016年10月23日 (日) | 編集 |
ちっとも状況が変わらない市営県営の猫たち。

ある若い相談者の方から、実家は市営なのでキャットサポータに該当しないと保健所に言われました。
と連絡を受けました。

おかしい。これって差別じゃないの?とも言いたくなる。

だって、一番問題が大きいところと言っても言いすぎじゃない、市営、県営、URは
難しいから市の事業は該当しない。っておかしい。
公園も除外。これも変。

名古屋市が勧めている猫の活動が名古屋市が管轄する場所でできないって?
市営や県営に住んでる人は、市民じゃないの?

「えさやるなー」と高圧的に叫ぶ市営に住む爺さんたちを前に、泣く泣く耳カットした猫たちを
家に入れ、結局そのおばあさんが亡くなって、耳カット猫が処分された。
よくあるんですよ。そういうの。とセンターの所長が話してくれたことがある。
つまり、行政は、実態を把握してるんですよね。
なのに、10年経っても、20年経っても、なんの手立ても講じない。
市役所に電話しても、
「問題が多くてやれないんですよねぇ。。」
「問題がわかってるならなんで解決しないの?」
「やれないって言ってるわけじゃないんですけどねぇ。。。」
結局何が言いたいのか。。。
結果を出さなくても首にならないから、のらりくらり。
苦情言う人も、ボランティアする人も、彼らにとっては同じ。
面倒な人。なんでしょうね。
それにしても、いつも意味のない会話にしかならないんですよね。
これも手なのかしらん。そのうち諦めて連絡してこなくなるから。とか
言ってるのかもしれないですね~(^-^)/

どこの役所もどんな事案に関してもこんな感じなんでしょうね。
日本の公務員は、何かずれてる。民間企業の労働者とはかなりかけ離れてる。

小池都知事が東京都殺処分ゼロって宣言したようだけど、
末端の活動(手術して増やさない)が広がり継続的にできるようにならないと意味無いね。
一時的なゼロ達成なら、猫さえ受け取らなきゃいいわけだから
やろうと思えばできるんじゃないのかしら。
本当の意味でのゼロを継続的に達成できる都にして欲しいですね。

さて、この西区の相談者Kさん、住宅事情でサポーターになれません。
こんなに真面目に取り組もうとしている若い人が助成を受けることができず、満額私費払いです。
こういう現場他にもたくさん知ってます。

そして、サポーターになった場合、手術費用だけで助成金3万円が満額で使われます。
つまり、ワクチンやノミ駆除がしたければ、費用は自分たち持ちなのです。

獣医師会に所属していて、協力しますと手を上げた病院のみが
助成金で手術してくれます。3万円は、私の中では、泊まり代金込みの飼い猫手術より高い感じします。

まだ4ヶ月程の痩せた仔猫が、地元でTNRをしている高齢者のお爺さんたちに捕獲され、
西区のある協力病院に持ち込まれました。
偶然Kさんがこの猫のことを知り、手術しないで譲渡に向けて保護しようと思っていたところ、
TNRされてしまいました。その後すぐ交通事故に遭って死んでいたのを見たそうです。
なんだか先行きの暗い現場です。

Kさん現場付近にチラシを配り、今日からこのエリアのTNR開始です。
10匹以上いる現場です。
さっそく、黒猫チビと、成猫のメスが保護されたので明日手術です。
チビはしばらく保護して様子見です。

神戸は取得するのに面倒な許可はなしで、手術できると聞いていますが、本当なら羨ましいです。









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