飼い主のいない猫たちの地域での共生を目指します。 生き物に優しい町は人にとっても住みやすい町。
 傘オジサン
2016年09月08日 (木) | 編集 |
平日の10時過ぎ、なんとなく疲れてぽわ~んとしていると、
仲間のTさんから電話が。

声の様子があれ?脅えてるような話し方。

ぽわ~ん状態から我に返り、
「どうしたの?」と聞くと、
TNRしたネコ達の世話をしにいつものように現場に行くと、
猫に傘を振り上げる60代の男と遭遇したという。
「何するんですか?」ととっさに話しかけると、
このオッサン、そんなに可愛いなら持ってけ と傘で猫とTさんを突くそぶりをしながら詰め寄ったらしい。

110番したらしいが、とりあえず、現場に急行した。

こういう輩の決まり文句。「持ってけ」恐喝だよね。

持ってけないから地域猫にして繁殖制限しましょう。でしょ。

現場は住宅街。すでに警官が2名来ていた。
私と仲間のHさんが到着すると、神経質そうな顔した60代の男が、
「この人のせいで、最近猫が増えて困ってるんだ。この人のせいで、この人のせいで」を連発して
一切合切の猫の不満をTさんにぶちまける。深夜11時、寝てる人も多いはず。
この台詞も、お決まりだ。この人のせいで猫が増えた。

面倒をみている人が来れば、猫たちは一斉に出てくる。だから増えたと感じるだけ。
実際、ずいぶん譲渡もしているし、成猫は全てサクラ耳猫たち。手術してる。新入りがくれば
すぐわかる。Tさんたちがいなかったら、今頃軽く3倍の頭数になってるはず。
地域猫の活動の話をすると、
「そんなの私は理解しない。私は理解しない」と繰り返し手振りを沿えて叫ぶ傘オッサン。
「理解するしないは、お宅の勝手」
「私たちは国や市がやってることをサポートしているだけですから」と私。

後で聞くと、町会でもこんな調子で、餌さえあげなければどこかに行くんだからとまくしたてていたそうだ。
同席していた役員の女性が、猫を増やさないためにやっている活動だと話したらしいが、
そんな説明なんて理解不能。
気にいらないものは、どっかよそにもって行けばいい。そう! ゴミは隣町へ!
実にトロッチィ。
「持ってけ」じゃなくて、「ご苦労様です」でしょ。

実は、こういう爺さんが一番猫を増やす原因を作っている。
猫活動に関わるとこういう厄介者と関わることになりかねない。
だから皆猫が増えても何もしない。餌をばら撒く、か、多頭飼育崩壊寸前でも、何かされては可哀想と、しぶしぶ猫を連れ帰る。
で、崩壊して、ボランティアや保健所が問題に巻き込まれる。

私たちのやりとりを始終聞いていた警察官が
「やった、やってないの水掛け論なんで。。。」と言う。
「何それ?」
「傘なんて振りかざしていない」と言ったらしい。

そして、この警察官さらにこう言った。
「一人を相手に大勢集ってもこちらの人も気の毒だ」ときた。
「この現場1週間ほど前に、餌に毒をまく男もいたそうですよ」と言うと、
「この人のせいと決め付けるのは良くない」と同じ警官。
この切り返しは、お粗末過ぎる。傘オジサンの顔色だけを見て話している。

面倒だし、どうせ相手は女だし、黙りそうな方を黙らせればそれでよし。と思ったに違いない。
警察官の名前を聞き、
「私たちは、環境省が力を入れ、市が始めた事業をサポートしているだけです」と再び繰り返す。
もう一人の警官が、「こういう話で呼び出されること、時々あるんですよ」と言う。
その割には、対応がまるで酔っ払いの喧嘩の仲裁より酷い。

地域猫の活動は一般市民が主体。その市民がサポートされず、こんな活動広がるの?

警官の間で「捨て猫が犯罪」は最近になってようやく認知されつつある。
おそらく、ちょっと前に、大府の団体が仔猫を遺棄した警察を告発してからだ。
助けようと思う気持ちでしたことだけど、
遺棄が法に触れていることを知らなかった「無知さ」が告発され書類送検となった。

今回のこの件、始終薄笑いを浮かべ、リュウマチのように震えながら騒ぐオッサンはどうでもいいとして、
警察の対応に、この国大丈夫なんだろうか?の疑問が湧いた。
人格者でもない人間が権威を持つと、人を見下す癖を持ちやすい。
そんな癖を持った警官は、他の仕事に就くべきだと思う。



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