
2016年05月22日 (日) | 編集 |
今日、ようやく相談のあった東区の相談者のお宅に行けました。
そのお宅から近くに住む仲間のBさんにも声をかけ、Mさんと私と3人で行くことに。
小柄なお婆ちゃんが出迎えてくれました。
さっそく中庭に行くと、成猫たちがウロウロ。
産後まもない雌猫も、手術していない雄猫も、みな小柄で痩せ気味。
まだ保護されていない仔猫たちは、親から離しても大丈夫な大きさだったので、
まず先に親猫を2匹確保。雌の三毛と、雄の黒猫。
明日不妊手術。
成猫はあと4匹くらいかしら?
乳飲み子は親子で保護し、生後1ヶ月ほどの仔猫2匹を残して全て保護完了。

<乳飲み子とお母さん猫、お母さん猫もとても若そう。。>
残りの仔猫を全部保護したかったけど、実際に現場に
行ってみると、ん~、、難しい感じ。
隠れるところ星の数ほど。。ありそう。。参った。

<この三毛ちゃんは保護成功。明日手術>
まだ保護できていない仔猫2匹の内の1匹は具合が悪いそう。
ひょっとしたら保護できないかもしれない。
MさんとBさんに必要な器材を取りに行ってもらってる間、
今年90歳になる小柄なお婆ちゃんと2人きりに。
「お婆ちゃん、紐ありますか?」とたずねると、
紐を探してきてくれた。
「お婆ちゃん、いらない紙ないかしら?」と言うと、
紙を探してきてくれた。
自分の車で来ないと、忘れ物が多い。
頼むといそいそ持ってきてくれるお婆ちゃんを見ながら、
90歳になったときに、自分はこんな風に動けるんだろうかと考えた。
あっそっか、そんな心配はご無用。
きっと90まで生きてない。
科学調味料で育ってる年代だから。
以前生命保険のおばちゃんが言ってたっけ。
。。。そんなことを考えていると、
「小さいの、皆持って行ってくれてありがとうございます。
うちなんかにいるより、みんな幸せになってくれるといいです。」とお婆ちゃん。
「。。みんないいところに行ってくれるといいけんだけど」と私。
「。。娘が叱るんです。猫のことで。。」「餌あげちゃいけないって」
「喧嘩してから口もきいてくれなくて」
「。。そうなんですね。」と私。
お婆ちゃんの台所には、色々な猫餌が並んでいた。
餌をあげるのが楽しみの一つに違いない。
こんな高齢の小柄なお婆ちゃんを叱るのは可哀想だ。
身内だから言えるのね。
でも娘さんも言い過ぎて悪かったと思っているに違いない。
私も親に対してそう思うときがよくある。
「餌は継続してあげて下さい。手術するからもう増えないし。」
「ただ、ずっと置きっぱなしにしないで、猫が来たらあげて
食べたら下げてください。不衛生だから」と言うと、
お婆ちゃんの目が嬉しそうにまん丸になった。
「その日、餌を食べに来ない子がいても、その猫は別の場所で餌を貰ったと思ってください」
と言うと、
「そうですね。そうします」とお婆ちゃんの口元がほころんだ。
MさんとBさんが戻ってきたころ、相談者の娘さんもやってきた。
保護した三毛猫や、乳飲み子と母猫をBさんたちと親子ごとケージに移したり、
直射日光があたらないように工夫したり、皆結構汗をかいた。
娘さんに今後の手順を説明した後、
「じゃあ帰りますね。」と言ってMさんとBさんと連れ立って帰ろうとすると、
お婆ちゃんが疲れが吹っ飛ぶ冗談を真顔で囁いた。
「三毛ちゃん鳴いたら可哀想だから放してあげるの?」と小声で、そして真顔で、
おそらく娘さんに問いかけたお婆ちゃん。
。。。エッ?
面白すぎる。。
(一気に汗)
かばんを持って立ち去ろうとしていた私は、180度向きを変え、お婆ちゃんに向かって
「お婆ちゃん、猫、今晩放しちゃうと、今日私たちがかいた汗、全部意味なくなっちゃう」
と言うと、また目を丸くするお婆ちゃん。
このお婆ちゃん相当面白い。笑いを堪え、今日はひとまず退散。


今日保護できたチビ2匹。

今日はノミ取りと、風邪薬を飲ませ、明日以後、駆虫しよーね。
一足先に保護されたHさん宅にいる猫たちは、下痢も無く順調に風邪も回復しつつある。

そのお宅から近くに住む仲間のBさんにも声をかけ、Mさんと私と3人で行くことに。
小柄なお婆ちゃんが出迎えてくれました。
さっそく中庭に行くと、成猫たちがウロウロ。
産後まもない雌猫も、手術していない雄猫も、みな小柄で痩せ気味。
まだ保護されていない仔猫たちは、親から離しても大丈夫な大きさだったので、
まず先に親猫を2匹確保。雌の三毛と、雄の黒猫。
明日不妊手術。
成猫はあと4匹くらいかしら?
乳飲み子は親子で保護し、生後1ヶ月ほどの仔猫2匹を残して全て保護完了。

<乳飲み子とお母さん猫、お母さん猫もとても若そう。。>
残りの仔猫を全部保護したかったけど、実際に現場に
行ってみると、ん~、、難しい感じ。
隠れるところ星の数ほど。。ありそう。。参った。

<この三毛ちゃんは保護成功。明日手術>
まだ保護できていない仔猫2匹の内の1匹は具合が悪いそう。
ひょっとしたら保護できないかもしれない。
MさんとBさんに必要な器材を取りに行ってもらってる間、
今年90歳になる小柄なお婆ちゃんと2人きりに。
「お婆ちゃん、紐ありますか?」とたずねると、
紐を探してきてくれた。
「お婆ちゃん、いらない紙ないかしら?」と言うと、
紙を探してきてくれた。
自分の車で来ないと、忘れ物が多い。
頼むといそいそ持ってきてくれるお婆ちゃんを見ながら、
90歳になったときに、自分はこんな風に動けるんだろうかと考えた。
あっそっか、そんな心配はご無用。
きっと90まで生きてない。
科学調味料で育ってる年代だから。
以前生命保険のおばちゃんが言ってたっけ。
。。。そんなことを考えていると、
「小さいの、皆持って行ってくれてありがとうございます。
うちなんかにいるより、みんな幸せになってくれるといいです。」とお婆ちゃん。
「。。みんないいところに行ってくれるといいけんだけど」と私。
「。。娘が叱るんです。猫のことで。。」「餌あげちゃいけないって」
「喧嘩してから口もきいてくれなくて」
「。。そうなんですね。」と私。
お婆ちゃんの台所には、色々な猫餌が並んでいた。
餌をあげるのが楽しみの一つに違いない。
こんな高齢の小柄なお婆ちゃんを叱るのは可哀想だ。
身内だから言えるのね。
でも娘さんも言い過ぎて悪かったと思っているに違いない。
私も親に対してそう思うときがよくある。
「餌は継続してあげて下さい。手術するからもう増えないし。」
「ただ、ずっと置きっぱなしにしないで、猫が来たらあげて
食べたら下げてください。不衛生だから」と言うと、
お婆ちゃんの目が嬉しそうにまん丸になった。
「その日、餌を食べに来ない子がいても、その猫は別の場所で餌を貰ったと思ってください」
と言うと、
「そうですね。そうします」とお婆ちゃんの口元がほころんだ。
MさんとBさんが戻ってきたころ、相談者の娘さんもやってきた。
保護した三毛猫や、乳飲み子と母猫をBさんたちと親子ごとケージに移したり、
直射日光があたらないように工夫したり、皆結構汗をかいた。
娘さんに今後の手順を説明した後、
「じゃあ帰りますね。」と言ってMさんとBさんと連れ立って帰ろうとすると、
お婆ちゃんが疲れが吹っ飛ぶ冗談を真顔で囁いた。
「三毛ちゃん鳴いたら可哀想だから放してあげるの?」と小声で、そして真顔で、
おそらく娘さんに問いかけたお婆ちゃん。
。。。エッ?
面白すぎる。。

かばんを持って立ち去ろうとしていた私は、180度向きを変え、お婆ちゃんに向かって
「お婆ちゃん、猫、今晩放しちゃうと、今日私たちがかいた汗、全部意味なくなっちゃう」
と言うと、また目を丸くするお婆ちゃん。
このお婆ちゃん相当面白い。笑いを堪え、今日はひとまず退散。


今日保護できたチビ2匹。

今日はノミ取りと、風邪薬を飲ませ、明日以後、駆虫しよーね。
一足先に保護されたHさん宅にいる猫たちは、下痢も無く順調に風邪も回復しつつある。

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