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人間社会で翻弄する動物の視点から色々綴っています。
 福島原発とトモちゃん
2016年03月10日 (木) | 編集 |
今日、大津地裁で高浜原発の運転差し止めを命じる判決が出た。
「命と琵琶湖を守る」と書かれた垂れ幕を見て、あ~良かった。良識ある判決で。

電力会社と政治家ほど信用できない輩はこの世にいない気がする。
欲でつながれている。 

5年も前に起きたこととは思えない福島の原発事故。思い出すといつも暗い気持ちになる。

どの町も、静まり返ってた。
まるで異次元の世界に足を踏み入れたみたいで、波の音だけが静かに聞こえてた。
とても綺麗な海だったけど、たぶん放射能に汚染されていた。そして汚染は
きっと今も続いてる。

原子力発電所に近づけば近づくほど、空気がドンヨリしてきて、息苦しくなり。
どうしてこんなものが地球上にあるんだろう。と考え、人の欲は
あってはいけないものを、強引に作り出す終わりのないものと思えた。

あんな事故が起きたら、皆恐怖に震えて、取るもの持たず逃げるしかない。
相手が見えないだけによけいに恐怖心が煽られる。
人以外は皆置き去りにされた。
馬も豚も牛も、犬も猫も、ケージの中のインコも金魚も亀も。

みえない放射能が大気や海の中にばらまかれた。
殺人が犯罪なら、これは犯罪ではないのだろうか?

あんな事故があっても、懲りもせずまた再稼動させてる。
安全対策なんてどれもうそ。
安全な対策なんて放射能相手にあるわけない。

核燃料のゴミを、一体どこにどうやって保管しておくつもりなんだろうか?
それも何年?10万年?10万年後に日本はあるんだろうか?
欲で病んでる人が多いとしか思えない。
国会にも、会社にも、あっちにもこっちにも。 

5年前に葛尾村で保護した犬のトモちゃん。
いまだに本名もわからず、飼い主さんからの連絡もなく、そのことが
いつも心の隅っこに引っかかってる。

保護した周辺にもう一回だけ行って、聞き込めないだろうか?
まだ仮設住宅に住んでいるとしたら、トモちゃんの家族に
東京で里親さんに可愛がられ、元気に生きてることを教えてあげたい。
そのことが伝えられないと、自分のしたことへの疑問がずっと払拭できない。
性格の良い賢い犬である。成犬なのに、膝の上に座ろうとする。
避妊手術もされていて、フィラリアも陰性だった。
そんなに可愛がられていた犬だから、飼い主が3日に一度ほど帰宅して世話をしていたかもしれない。
よけいなことをしてしまったのではないかと考えることがある。
まなちゃん







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2016/03/12(土) 12:03:31 | | #[ 編集]
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