飼い主のいない猫たちの地域での共生を目指します。 生き物に優しい町は人にとっても住みやすい町。
 譲渡の苦労
2012年02月01日 (水) | 編集 |
10年前に比較すると、関東、東海、近畿など、どの地区でも、掲載される譲渡猫の数は10倍くらいに跳ね上がっている。
ネットで決まらないので去年の夏からアイラの会主催で月一の譲渡会を始めた。

譲渡会では、仲間や地域の人たちと情報の交換も出来るし、地元でやるので、そこに住む地域の人たちに去勢不妊手術による野良猫の頭数の削減や飼い主のモラルの徹底などの啓発をする機会を増やす利点もある気がする。

ネットを利用しないボランティアさんは、
時々どこかの団体が開催する「猫の譲渡会」や、自分でつくった手作りのチラシを病院なんかに貼って、あるいは口コミで貰ってもらえる先を見つけ、譲渡している。
どれだけ相手のハードルを高くしているかは、譲渡する本人次第。
かかった費用を支払ってもらう、身分証を提示してもらう、などしても、だまされることはあるかもしれない。

人を見定める勘みたいなものが磨かれないと、とんだ落とし穴に陥る。

「この人たちは、生き物に責任を持って普通に愛情が注げる人たちかどうか。」
見極めるのはとても難しい。

川崎市の広瀬という男は、相当数の猫を貰ってはストレス発散で殺していたようだ。
ゆがんだ社会が作り出した45歳。生粋のおっさん変質者だ。

保護されるまで外で餌を貰い暮らしていた猫を、捕まえ、苦労して家猫修行をさせ、あげた先で、殺されてしまっていたのでは、元居た場所でその猫の寿命が尽きるまで見届けてあげるほうがいいに決まっている。それをしない理由は、決まって、「餌をあげると怒鳴られるから、言われるから」が大半だ。文句を言う人の理由は糞害。

このせいで、どちらかというと「譲渡に向けさせる社会」がつくられている。

そこにいる猫は、「そこで天命を全うさせてあげればいい」という考え方を広く社会に定着させていくのも行政や私たちが働きかけていかなければいけないこと。

譲渡される猫と、外にいる猫は「天と地の開き」と豪語する人がいるけど、
それはその開きを埋めようとしないその人たちの努力不足にも責任がある気がする。

私たちは、まともなことを言って、誰一人取り合ってくれない国に住んでいるとは思えない。

確かに特にこの冬は寒いので、世話をしている猫が風邪をひいていると、家に連れ帰りたいという衝動にかられる。譲渡してやりたいとも思う。
だけど、ある程度、外で育っている成猫を譲渡し、あげた先で脱走してしまったら、もっとかわいそうなことになる。

譲渡は、決して簡単じゃない。TNRは、猫を
手術し、耳に印を付け猫を元の場所に放す。その後、猫たちを見守ってもらうために、近所のポストにピアス猫のことを書いたチラシを50部くらい投函する。
ついでに管轄の保健所にレポートを一枚送っておく。
これを延々繰り返す。だけ。

山崎川河川敷の猫もあと3匹程度。昨夜は保護に失敗した。
毎回慎重に保護しないといけないと反省した。気持ちを切り替え別の現場で
昨夜保護した猫は、明日手術する。
一人でも多くTNRをしてくれる人たちが増えて欲しいと思う。
譲渡するより、まずは去勢避妊手術

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