飼い主のいない猫たちの地域での共生を目指します。 生き物に優しい町は人にとっても住みやすい町。
 ボランティア活動の法人化
2011年02月25日 (金) | 編集 |
私たちの活動は、基本は個人活動。

でも個人の力なんて、たかがしれている。
複数が目的のために協力すると問題の解決も早い。

友人と始めたこの活動に最初は、労力と相当な費用を費やした。こういう方法でいまだに猫を救っている人たちは身近にもたくさんいる。
いつも疲れて見える奥さんたち。まじめにやればやるほど、生き物に関わる活動は大変なことが多い。

物理的な面のみならず、精神面も疲れることが多い。気持ちの割り切れができる人はいいけど、割り切れない人は、自宅に数十匹の猫を保護してしまう人もいる。けっして十分な世話はできないと思う。

こんな活動にダラダラと長年にわたり関わってきたけれど、最近思うことがある。

ボランティア活動を、ある程度組織化し法人化しないと、この活動を無理なく続けられないのではないかということ。私たちのやっていることは、単に仔猫の保護を楽しむ活動ではない。
法人化すれば活動の規模も大きくなり資金も人も集まる。

お金と聞くと、お金目当てのボランティアと揶揄する人も多いけど、
ボランティアでなく、法人として活動すればいいのではと思い始めた。

自分がそういう形での活動に従事するしないは別として、誰かがはじめるのもいいと思うようになった。

理念さえ揺らがなければ、必要な仲間や後継者が育つ。
会社だって、専務や課長がいなくなっても、つぶれはしないけど、個人でやっている活動はその人が
へたれば終わってしまう。人材募集すれば、こんなご時世だから働きやすい環境には、
もっと優秀な人材が入ってくることだってある。

私たちがこの活動を始めだした、10年前と今と、やり方が変わっていないのは不自然な気がする。このままでは、皆、疲弊して続けられなくなる。

冷たい処分場や無駄な実験現場で黙って殺されてゆく動物を救ってやれるなら、法人化もいいと思う人もいると思う。

先日譲渡会に参加した保健所の職員の方にこう言われた。
「民間の方たちがこうやって活動を続けてくれているので助かっています」
悪意は無いと知っているけど、以前も同じ事を、TNRを説得するために出向いた餌やりおじさんのいる前で、同行してくれた別の職員に言われたことがあった。

「私たちも一緒に活動していますので、ご理解お願いします」
という、もう少し主観的な言い方に変わらないと、処分頭数の削減につながらない。

法人化し資金繰りをし、困っている地域住民に手術のための費用を助成し、協力獣医師を増やす。

同時にTNRの普及をしながら、行政に行政の仕事をしてもらうよう働きかけをするやり方のほうが、
実りが大きいと考えるようになった。


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