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人間社会で翻弄する動物の視点から色々綴っています。
 名古屋市南区 虐待情報
2009年10月04日 (日) | 編集 |
名古屋市南区に住む一人暮らしの男が仔猫を集め数匹殺していたらしい。
CatPawさんから連絡が来た。この辺ではそういった話を聞かなかったので驚いている。

野良猫の活動をしている人には譲渡を結構安易に考えている人が少なくない。
勿論、いろいろ手を尽くしても、このように狡猾な相手にはだまされるケースもある。
正直、譲渡より成猫のTNRの方がよほど楽だ。

里親さん候補者と話してみて、あれ、何かおかしいと思う節があるときは、お見合いも止める。譲渡も止める。いくら自分のところに抱えている猫が増えても、厄介払いするくらいなら保護しなければいい。
虐待されているから保護した、里親さんを探してください。という依頼を私は受けない。
本当に虐待をされているなら、警察に通報するべきだし、犯人がわかっているならなおさらだ。
それが自分の隣人だから言えないとか、自分の事情だけで頼まれるのはごめんだ。その子を救っても他の猫が虐待に遭うことを考えないのだろうかと思う。どうしても譲渡したいなら自分でがんばればいい。里親さん探しほど労力を要する無償の仕事は無いと思う。譲渡しても1年後にいなくなりました。という連絡を受けることだってある。そういう話を聞かされると相当ガックリする。よけいなことをしなければよかったと悔やむ。

変質者から仔猫を守るには、譲渡する際、手術費用として最初に1万円ほどお金を預かるのも手かもしれない。手術後に返金すればいい。成猫の場合は、かかった費用を全額貰うのも手だと思う。すでにそうしているグループも多い。
どうせ必要な費用だからもし出し渋るとしたら経済的に負担できないのか、あるいは他の理由があるかもしれない。と疑ってもいいと思う。いずれにせよ、譲渡はできない相手と判断できる。

譲渡には非常に慎重になる。だから容易に保護もできないししたくない。

私もTNRより目の前の猫たちの保護ばかりしていた時期があったけど、結局そんな活動を続けてもどこにも到達しないとわかった。自分が疲労困憊してつぶれてしまう。そこに住んでいる猫たちを手術し、まず周辺の人に理解が得られるよう話してみる。それからチラシを撒く。そうやって人の意識を変え法律を変えていくことでいろんなことが変わってゆくと思う。

先日藤野真紀子さんから連絡を頂いた。議員バッジは無くなったけど活動は継続されるそうで
ホッ。藤野さんの電話口には必ず彼女が保護している犬達の鳴き声が入る。藤野さんみたいに犬達の声も元気がいい。
民主党の松野議員がこれからも一層犬猫問題に貢献してくれると教えてくれた。
ぜひ期待したい。

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