飼い主のいない猫たちの地域での共生を目指します。 生き物に優しい町は人にとっても住みやすい町。
 ご近所、Yさんの猫たち
2008年03月29日 (土) | 編集 |
ご近所のYさん、自分の家に来る猫たちの不妊手術を開始した。

或る夜、多数の猫に餌をあげているご近所の奥さん、Yさんと遭遇した。
以前からなんとなく、餌やりさんがいる気配は感じていたが、怪しげな雰囲気のお宅だったのでなんとなく積極的に話をするのをためらっつていた。敷地が広く、どこに玄関があるのかわからない家なのだ。

その日は、不妊手術の啓蒙チラシをかばんから取り出し、勇気を出して話しかけてみた。
触れない猫たちも保護して手術にできることを話すと、奥さんはうんうんうなずきながら聞いていたが
手術までしてくれる人かどうか、私には判断できなかった。とりあえずチラシに電話番号を書き添え、渡す。

すると、その週末に電話がかかってきた。
不妊手術をしてゆきたいので、保護の協力をして欲しいというお願いだった。
さっそく、その週末から保護の協力をはじめるが、なかなか保護できないYさん絡みの猫たち。
警戒心が強いのである。
なんで今日は変な人連れてるの?という目でYさんを見る。ついでにあんた誰?という目で私を見る。

保護の失敗が何日か続いたので、ある日、奥の手の秘密兵器をYさんに渡した。長い間地域猫活動をしているボランティアさんたちが知恵を絞りまくり汗と涙で考案した特許申請できるかもしれない代物だ。と私は思う。だからここでは具体的に説明は出来ないのが残念!

東京の世田谷の或る地区をTNR活動のモデル地区にまで昇格させた、友人の「ミューちゃんのママ」から送ってもらっていたものだ。実践では私も、使ったことがない。だめもとでYさんへ渡し、使い方も説明しておいた。

この代物、俊敏に動ける人しか利用しきることはできないと予想していたので、渡しながら、おそらくYさんには無理だとかなり高い確率で思い込んでいた。

ところが、
予想に反し、Yさんから携帯に電話が入った。
「ああああ、あの貸してもらっていた、ケージじゃあない方に、ネコが入って、どどどどどうしていいかわかりません」
「ネコがパッ、パッ、パニッっくっています。早く来てもらえませんか?」電話の様子から、Yさんもかなりパニクッているのが手に取るようにわかる。でも私もJAFじゃあないし、そんなに早くは行かれない。JAFだって混んでるときは待たされる。
猫が保護できた後の使い方説明したのに、頭から吹っ飛んでいるのが明白だった。聞いてなかったのかなぁ。。とほほ。

私は、疥癬ダニに冒されている近所の猫のために獣医さんへ向かっている途中だった。
「すぐ戻りますから15分間、絶対逃がさないよう踏ん張ってください」と電話口で叫ぶ。
捕まったのは、Yさんがずっと手術をしたがっていたメスネコなので、ここは是非、踏ん張ってもらわねばと思った。逃がしたらおそらくこの猫はもう当分捕まらない。
獣医さんから薬をもらい、急いでYさんのお宅まで折り返す。

足音を立てないよう、Yさんのほうへ向かうと、秘密兵器の上に、形の崩れたXX産ジャガイモと書かれたダンボールがかぶされ、その箱には、縦横無尽に
ビニール紐がかけられていた。そしてダンボールの上には、木の重しが置いてあった。Yさんなりに考えた精一杯の
手段だったと思う。が、その歪んだダンボールを見たとき、おかしくて仕方なかった。Yさんの必死さが伝わってきた。

ここからは私がやりますと、慎重にネコをケージに移す。ケージに移しきるまで一秒足りと油断はできない。
ネコは俊敏にあっという間に逃げてしまうから。
荒っぽいやり方でごめんね。ひとまず、
Yさんにこのエリアはまかし、私は、スーパー近隣のねこたちにエネルギーが継続して注げる。今日も1頭保護できたので明日手術に持ち込む。
Yさんがかわいがっている黒猫無事手術が終わりました。

ご近所Yさんの黒猫




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