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飼い主のいない猫たちの地域での共生を目指します。 猫の保護の相談は一切、受け付けていません。
 想像力のなさが虐めを生む
2019年03月25日 (月) | 編集 |
かなりまれに、年に数回ほど、お風呂屋さんに行くことがある。
最近、数ヶ月ぶりに出かけてみると、駐車場はほぼ満杯。

車から降りて、入り口に向かって歩いていくと、
杖をもった80代のおそらく後半らしきおばあさんが、しきりに杖を振り回してる。

近づいて行くと、なんと猫が一匹、お風呂屋さんの入り口に。
そのおばあさん、自分の杖を地面に叩きつけながら、猫に向かって
「こら、のらねこ!」と騒いでる。
それでも
猫は、「ミューミュー」
入り口に向かって泣いている。
杖で威嚇されても、食い下がって鳴いている。
お腹が空いてなんともならないという感じ。
久々に面食らうシーンが目の前で展開されてる。

なんで、このタイミングでこの場面に出くわすのか。

私が猫の様子を見に近寄って行くと、猫は婆さんの側を離れ、こそこそと、近くの車の下に隠れた。
そこへ、猫を見かけた女の子も走ってきた。
私たちを前に、猫は鳴きやみ、車の下で小さくなってる。
タビを履いた白黒猫で、どうやらオス。

しゃがみこんで猫の様子を見る女の子の横に、自分も一緒にしゃがみこみ、
「お腹が空いてるんだね。かわいそう」
と言うと、
「捨てられたのかなぁ、きっと、この車の持ち主の猫かも」
と女の子。
子供心に、意地の悪い大人を見て、現実逃避したい気持ちなんでしょうね、

「そんのありえない」と喉まででかかったが、なんとなく言えなかった。

婆さんは、相変わらず、誰に向かって言うでもなく、
「のらねこ。のらねこが。」とまだ言ってる。
早く痴呆になってしまったほうがいいのかもしれない。

同じ動物同士、空腹が想像できないんだ。

婆さんはやがて玄関口に来た車に乗せられて、帰っていった。
車に乗るときも、まだ、「野良猫が」と言ってる。
ある意味、すでに痴呆なのかもしれない。
あの歳であれじゃあ、痴呆以下だよ。

猫は馬鹿じゃない。一度餌をくれた人は忘れない。
猫は痴呆にもならないと聞いている。
あれだけ泣いて、餌をせがんでたということは、いつも餌をくれた人を見たからだと思う。
杖であれだけ威嚇されても、泣きながら、食い下がってたということはかなりその人に馴れてるに違いない。

餌をくれていた人が、婆さんと一足違いで、お風呂屋さんに入っていったか、あるいは、あのお婆さんに容姿がかなり似ている人か。それともあり得ないが、あの婆さん自身か。

こういう婆さんを見て、子供はどう思うんだろう。
弱いもの虐めをするのが当たり前だと思って欲しくない。
社会の未来が、子供の未来が暗すぎる。
虐待や虐めの根源は、大人の弱者への姿勢。
それは対象が人でも動物でも同じだと思う。

結局、お風呂は止めにして、持っていたカリカリを猫の前に置き、
そのまま近くの薬局に行き、餌を買ってもとの場所に戻ったけど、猫はもういなかった。
えさは一粒も残さず食べてあったけど、
たぶんあの量では足らなかったと思う。

私がお風呂屋のオーナーなら、看板猫にするんだけどなぁ。
気になる現場ですね。



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2019/03/29(金) 08:29:28 | | #[ 編集]
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