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人間社会で翻弄する動物の視点から色々綴っています。
 おかえりなさい!
2019年03月23日 (土) | 編集 |
今から10年以上前、ようやく保護できたメス猫がいました。
捕まえたときは、すでに生まれて5ヶ月を過ぎていたので、かなり人間を怖がり、
譲渡するのは無理な猫と思っていたのですが、
ひょんなタイミングで、そんな猫でもいいから迎えたい と言ってくれる家族がいました。
姪っ子の家族でした(笑) 当時姪っ子は小学校3年生だったと思います。
一人っ子。

この家族、猫は初めてだったので、猫はみんな凶暴で当たり前、だと思ってたそうです。
人を怖がり、猫パンチ炸裂。
電子レンジの上に飛び乗ったり、クーラーの上に飛び乗ったり、シャーしたり、
飼い主は、もらった猫の奇行に驚く毎日でしたが、
猫は徐々に姪っ子を姉のように、慕いだしたそうです。
たとえば、友達が遊びにやって来ると、「入れてよ」とかなりしつこくアプローチしたり。
そんな猫の仕草がうけて、猫アレルギーの友達も、マスクをして遊びに来ていたそうです。

学校からの帰りを玄関でひたすら待つ、猫になりました。
(他の家族の帰宅はかなり無視)
そんな姪っ子が、大学生になり、最近、外国へ留学に出かけました。
「え~」
「どのくらい行くの?」
4ヶ月。。
猫が気になる私です。
案の定、姪っ子が留学して3日ほどすると、
毎晩、妙な声で鳴くようになったそうです。
「ミョ~ン、ミュウウウ~」
家の中をうろうろ歩き回り、泣き続ける。。
昼間はずっと玄関で待機。

「xxちゃんはね、今外国で勉強してるから、帰るまで我慢するんだよ」
と妹が、猫に話しかけても、
いっこうに泣き止まず。。

一方、時を同じくして、外国にいる姪っ子は、
猫が泣き出す時間になると、
「家に帰りたい」と強く感じるようになったそうです。

動物って不思議です。

結局、姪っ子は留学を辞めて、帰って来ました!

「ニャ~!!!」

玄関に入ってきた姪っ子めがけて、
猫は、満面の笑みを浮かべて、走ってきたそうです。

ソニア
ソニちゃん、よかったニャー



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April_2019.jpg
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