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人間社会で翻弄する動物の視点から色々綴っています。
 メールでの相談
2018年08月21日 (火) | 編集 |
「怪我をして可哀想な猫がいます。保護してください!」
「こういう場所に、こういう仔猫がいます、保護して、ついでに、譲渡してください」
「私は仕事をしているので無理なんです」
「私は、親の介護をしているからできないんです」
言い訳もついてます。
このところ、こういうメールが一日おきに、くるようになりました。

どのメールも切羽詰った感はなんとなく、伝わりますが、
こういうメール、まともに相手をしないようになりました。

聞いてみると、地域猫の活動や、避妊去勢手術には、ほぼ関心がない。
残念ながら、そんなにたくさんの猫を、保護できるような、ビルを持ってないからです。
たとえ、大きなビルを持っていたとしても、世話ができません。
ビルの管理費も家賃も人件費も払えません。

文面から相手の方がなんとなく、というか、結構、わかっちゃいます。

自分の可哀想を、人に頼んで解決してみよう。という、考えが根底にあるんでしょうか?
HPで活動の主旨を読んでくれているんだろうかと思いますが、おそらく読んでないのか理解していないのか、ですよね。
理解して、自分でシャキシャキ、やってくれる方には、できる範囲でサポートします。
たとえ、数年後にその方が困っていても、サポートします。そのとき、相当の努力してくれたこと知っているからです。

当会は、保護の相談は一切受けていません。
なぜなら、保護先がないからです。みんな、仕事しながら、手一杯足いっぱいの猫たちの世話をしています。
トイレの面倒だけでも、そうとう大変な仲間もいます。
今の猫は長生きで、15年くらいは生きます。生きものを簡単に引き受けられないのは私たちも同じです。
だから、地域のみんなが協力して面倒をみることができる、ちいき猫活動を展開させようとしているわけです。

ご自分で保護して、里親さんを探したいという方は、
当会の里親会運営係りの作った条件を飲める方のみの参加となります。



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