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人間社会で翻弄する動物の視点から色々綴っています。
 譲渡猫達の亡霊
2018年08月10日 (金) | 編集 |
尋常でない暑さの毎日、思い切って、押入れの掃除や書類の整理、不要な本や衣類の廃棄をしました。
なぜかというと、最近、虫に噛まれること度々で、大掃除をしたかったのです。
古本屋にどっさり本を持ち込むと、なんと、100円。。少しでもシミがある本、買えないんだそうです。

猫たちは完全室内飼いなので、年中、蚤ダニの心配など無用と思っていましたが、今年の夏はどうやら、
変な虫を人が家の中に持ち込む可能性が高いことがわかり、まず大掃除!
無害な虫除けハーブも設置。とても良い香りがするので、動物を飼っている家にお勧めです。
(触れる猫たちには、念のため、5年ぶりくらいにノミダニ駆除用の薬の塗布をしました)

書類の整理をしていたら、2005年からの猫達の里親さんの書類が出てきました。
段ボール2箱。もう廃棄の時期です。少しずつシュレッダー。。
その中から、ずっと気になっていた猫達の里親さんの情報が出てきました。

譲渡して何年たっても、時々「あの猫どうしてるだろう」と、頭をよぎる猫たちが、数匹います。
ある程度大きくなってから譲渡した猫たちは、外の生活を知っているので、脱走していないかと心配になったりします。
黒猫のくるちゃんも2歳まで外の生活をしていた猫だったので、少し心配だったんです。
その頃は、今のように、譲渡後に年一回の連絡の約束はありませんでした。
今は里親さんから、2月22日(ニャンニャンデー)にお知らせを受け取っています。

思い切って、譲渡したYさんに11年ぶりに連絡をしてみました。
くるちゃんはかなり特別な猫でした。
それまで、猫なんかにまったく興味のなかった身内から相談された猫だったからです。
甘えん坊でとても可愛らしい雄の黒猫でした。

Yさん、電話の向こうで、昔と変わらない話しぶりで、昨年の5月15日に亡くなり、長楽寺へ持ってゆきました。
と話してくれました。
これを聞いたとき、やっぱりそうだったんだ。と思いました。
ちょうどその頃、くるちゃんのことがとても気になっていたからです。

気になる譲渡猫たちの亡霊が、時々知らせにくるみたいです。
急に、気になる。なんの前触れもなく。。(*≧∪≦)

亡くなった時は、14歳くらいになっていたと思います。
調子が悪くなり、病院へ運んでいる途中で容態が悪化し、そのまま病院で亡くなったのが可哀想だったとYさん。

でも、あのまま外にいたら、そんな長生きはできなかったでしょう。
ありがとうございました。と言って、電話を切りました。
それにしても、あれから11年。。。早いですねぇ。月日が流れるのは。
押入れの中も、冷蔵庫の後ろも!!掃除はこれからもまめに、徹底的にやることにしました!気持ちがいい!し、クリちゃんのことがわかって、心のもやもやからも開放されました!


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