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人間社会で翻弄する動物の視点から色々綴っています。
 工場地域猫
2016年09月19日 (月) | 編集 |
町工場にも、大きな会社の工場にも、結構猫がいたりする。
従業員の癒しになるから餌あげるんですよね。
寮の敷地内にも猫がいたりします。

大きな会社は、会社で地域猫活動しましょう。になるまで、結構時間がかかるみたい。

待っていると、仔猫も大きくなってしまうので、
先行して手術を始めました。
果たして、これがいいのか悪いのか、いまだによくわからないです。

寮生の子達に協力してもらい、雌猫を1匹保護し、翌日手術し、
今朝、その猫を出社前に現場にリリースすると、背後から子猫の泣き声が。。

「仔猫は最近見かけないからどっかに行っちゃったみたいです。」と複数の寮生から聞いていたので、
誰かが飼ってくれてるものかと思ったりしたけど、やっぱり甘いよね。

お腹ペコペコで大泣き。
会社に行かなきゃいけないし。困ったなぁ。。としばらく困っていたけど、
えい。連れて行っちゃえ。と腹を決めた。

結局、1匹は手で捕まえたけど、残りの1匹のサビ猫はキャーキャー泣きながら、右往左往の逃げまくり。
タイムアップで一旦引き上げ、会社に向かったものの、
捕まえた子猫をどこに保護しておけばよいのか。ケージの中で絶叫してる。。
朝からこっちが泣きたいよ~。

会社の入り口付近に寮生のS君発見。
やったね。
S君、さっさと仔猫の保護場所を会社の建物のある一角にこっそり確保してくれた。
ケージの中にタオルを敷き、仔猫を置き、
汗を拭き拭き職場に。

女の子たちに事情を話すと、皆、目がまん丸になり、
「見たい見たい」となり、保護したてのチビを
皆でゾロゾロ、S君が用意してくれた部屋まで見に行く。
猫を飼ったことのない人達ばかりで、嬉しかったみたい。
飼いたい人に限って、家族にアレルギー持ちがいたり。。

捕れなかったサビちゃんが可愛そうで仕事に集中できず。。
明日は台風が来るというし。困った。。

Mさんに連絡すると、来てくれるという。おまけに、なんと、残ってたサビを捕まえてくれた。。
こんな有難い仲間いないよね。台風前に、チビゲットできた。。。
毎年恒例ですね。これ。タイフウマエニ、チビ、ゲット。

寮の館長さんに、親猫らしき猫をTNRしたこと、
仔猫を保護したこと、今後も成猫を可愛がってください、水を置いてあげて欲しいと伝えておきました。

子猫がいた場所には、寮に住むみんなが持ち寄った色々なものが置いてありました。
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DSC_0511chibi.jpg

退社後、また現場により、他に子猫がいないか確認し、
ラミネートした紙に以下の内容を書いてフェンスに貼ってきました。
「仔猫の面倒をみてくださった方たちへ」
仔猫2匹は保護しました。責任を持って飼ってくださる方に譲渡します。
親猫と思われる雌猫は不妊手術をし、その目印に耳の先にカットをしました。
仔猫同様、今後も親猫を可愛がってあげてください。
食べ物の残りは持ち帰っていただきますようお願いします。
アイラの会

リリースした親猫と思われる痩せた雌猫に
寝床の設置、してあげたいです。