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人間社会で翻弄する動物の視点から色々綴っています。
 三味線
2016年08月27日 (土) | 編集 |
過去に数回、

「業者が猫を連れ去っている」と複数の人から聞いたことがある。

何のために? 

三味線を作るためみたいです。 と、緑区と瑞穂区に住む人たちから聞かされた。
そんな馬鹿なと 割り引いて聞いていたけど、
どうやら十分ありうることだとわかった。

犬や猫の皮が使われ三味線が作られる。
昔は動物管理センターから三味線業者に犬たちが払い下げられていたそうだ。
信じられないけど、本当らしい。もっとも動物実験にもまわされているから不思議はない。
そんな時代もあったんだから。

三味線には犬猫の皮が、バチには、象牙が使われることもあるそうだ。琴の爪も同じ。
音色が違うそう。
殺された象の血で染まった牙から作られる楽器。なんと驕り高いことか。
もしそういったものからしか作ることができないなら、こういう伝統芸能は要らないと思う。

今年4月の東京新聞"三味線材料ピンチ 犬・猫の皮、入手困難に"によると、
動物愛護の観点から犬猫の皮の輸入が禁止になるそう。
国内には三味線業者がまだあるはず。
名古屋市緑区にもあるそうだ。
庭には皮が干されているというから、気味が悪すぎる。

材料が無ければ作ることができない。
となると、何らかの手を使って材料を手に入れようとするのは十分ありうる。

私にそういった話を聞かせた人達は、
昔からこの界隈は、春先になると猫が一斉にいなくなる と言う。
最近この情報をくれた人は、身内が毎日餌やりに行っていて、現場には10匹以上の若い去勢も避妊もしていない
人を怖がらない猫たちがいたのに
ある晩を境に、全頭いなくなったという。かなり玄人なやり方。

特殊な道具を使って猫を取る人を見た人もいると聞いた。スキンヘッドの中年男性が捕まえていたらしい。
なんか日本じゃないみたいな話だけど日本の名古屋の緑区と瑞穂区であった話。
日本全国、他のエリアでも同様なことがおきているに違いない。
目撃者も、どうして警察にすぐ通報しなかったのか、無責任さに呆れもするが

飼い猫も、飼い主のいない猫も片っ端から持って行くそうだ。
そのたびに
「また三味線業者にやられた。」
と近所では昔からうわさになっているそう。

猫がこの国で愛護動物とされているなら、犯罪であるはず。
犯罪を犯してまでの伝統芸能って、存続できない。

アフリカでは15分に1頭の象が殺されていて、私たちは、その密猟がテロリストの資金集めの手段
にもなっているというご時勢に生きてる。

犬も猫も、象も、カンガルーも、動物を殺しての伝統芸能は、いろんな意味で無理がありすぎる。
猫を取りにくる業者は、早朝に活動をするらしい、
見かけたらすぐに警察に通報しないといけない。

きちんと耳の先にカットをし、去勢不妊手術をしているエリアの猫たちは、狙われにくいと思う。
少なくとも雌はお腹に傷が残るし、町内の人達が見ているからそう簡単には手が出せないはず。
手術がされていない、餌だけあげて人馴れしている、体に傷のない若い猫たちが沢山いるエリアは狙われやすい
と思う。
私に情報をくれた人達が知る猫たちはまさにそういった猫たちだった。

捕まった猫たちは相当残酷な殺され方をするらしい。
このご時勢にこんな話信じられないけど、本当らしい。