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人間社会で翻弄する動物の視点から色々綴っています。
 白ちゃん
2016年04月18日 (月) | 編集 |
先日、N町の現場の、白ちゃんを保護した。
1月にはデブちゃんも、3月には鼻筋も餌場で見かけなくなり、
いつも彼らと一緒に餌を待っていた、ビビリの白ちゃんが、
最近は、何に怯えているのか、民家の駐車場に隠れながら、悲しそうに鳴くばかりだった。
いつもびくびくあたりを見回し、おどおどしながらご飯を食べる様子をずっと見ていた。
こんなビビりの猫は、外の生活は厳しいに違いない。
家に持ち帰ることにした。 本当は鼻筋も持ち帰りたかった。どこに行っちゃったんだろう。
現場の側に住むKさんには、そのことを連絡しておいた。

ケージに入れた白ちゃんを夜ではなく、昼間見てみると、
白ちゃんと呼んでいたのに、ずいぶん汚いボロボロ白ちゃんだったことがわかり、
目も慢性の風邪で瞬幕が出ていて、鼻もカピカピ、耳は誰かに噛まれたのか、傷がついてる。
5年間、満足な寝床もなく、苦労したよね。ごめんね。
家がもっと広ければ、もっと早く保護してあげていたけど、
ココちゃんたちと仲良くやってくれるといいなぁ。様子を見て落ち着いたら、病院へ行って検査しようね。

白ちゃん、保護した直後、環境が変わったせいで、相当パニックしてたよう。
そのパニックを一層煽ってしまった。
なんと、一瞬の隙に、白ちゃんがケージから飛び出し
家中を飛び、窓に向かって体当たりを繰り返した。
まぬけな自分の不手際で、飛ぶ白ちゃんを見て、猫たちは唖然。
とくに、ココちゃんは、完全にお固まり。
目が点で、尻尾だけ膨らまして、硬直していた。

翌日、仲間の協力を得、なんとかケージに入ってもらう。
餌も食べず、水も飲まず、同じポーズで岩のようにずっとだんまりを決め込んでる。
触りたいけど、しばらくは我慢我慢。

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話し変わって、、

また地震。

なんか大きな地震のやってくる間隔が狭くなってる気がするけど、気のせい?
日本に住む以上、地震は他人事ではない。
車で寝泊りしてる人も多いと聞く。私もそうすると思う。
不安な人達が、体育館で大勢の人達と仮眠する生活ってほんとうに大変だと思う。
相当疲労すると思う。

こんなに高い頻度で地震に襲われる国で、原発ってやっぱり怖すぎる。
「でもねぇ。。原発で経済潤う地方もあるから」と40代半ばの同僚がサラッと
言っていたけど、なんだかうらやましい気がした。

経済の潤い?などと、職場で
野暮な突っ込みはしない。

社会の矛盾を感じなくてよい場所に自分をずっと置いておける生き方は、一番贅沢な気がする。
ストレスもたまらないだろうし、いつも笑っていられる。

原発で潤った数倍の費用をつぎ込んでも安全も安心も普通の生活も二度と戻らない。
核燃料のゴミはどうするの?
ネトウヨと、生活に満ち足りた無関心者が世の中の7割くらいを占めてるのかしらん?
だとしたら、私はかなり例外なのかもしれない。
猫の種類で言ったら、狩りの下手なちょっと痩せてるイリオモテヤマネコくらいの少数派なのかもしれない。

地震のせいで迷子になった犬猫も増えているよう。
やはり、この国に住む限り、犬猫には、常に連絡先を書いた首輪の着用が望まれます。

早く日常に戻れるといいです。