fc2ブログ
人間社会で翻弄する動物の視点から色々綴っています。
 「餌をあげないでください」という保健所の本音
2015年07月03日 (金) | 編集 |
名古屋の中心地である、中区。ここの保健所の食品獣疫主査と課長に問題があるようだ。

関係者一人ひとりに話すもの面倒なので、ブログで報告することにした。

2013年ごろから、虐待事件が起きていた新栄。
最近そのことを知り、6月から、猫の数をこれ以上増やさないために去勢不妊手術の有効性を説いたチラシを撒き、
道行く人たちには、声掛けをしながら配り歩いた。

「こんなやり方があったんだ。そーなんだ」
「知りませんでした」
「虐待?物騒だな」
「見かけたら通報します、ご苦労様です」

中には延々増えているから頭にくると、文句を言うだけの女性もいた。でも文句を言ってるだけじゃ解決しない。

話しかけた人たち全員が、数を増やさないために手術をするということは知らなかった。

「手術はいいけど、他の場所に捨ててきてよ。」という、おじさんたち。

「それ、できないんですよ。だってその場所に住んでる人も困るでしょ?」
「それに遺棄になるんですよ。」
というと、65も過ぎたオジサンたち苦い顔をして黙る。

一度、地区の人たちと猫の数を減らす話し合いをしませんか?
私たち、協力します。
と中保健所に電話すると、やりたくないモード一辺倒の返事。

餌やりが餌さえあげなければ、解決するんです。
嫌いな人たちの神経を逆なですることしたくないんです。
事がうまく進まないから。← したことあるんですか?
とても一人のボランティアさんが、それも、実際にお金を払っているのは
その地区の住民ではなく、その町に働きに来ている女性一人である。
一人がお金を出して手術できる数じゃないですよ。
現場に行かれたことありますか?
まともな返事がない。

中区保健所、食品獣疫課の課長は、
「手術したあと、餌をあげなければ、猫はどこかに行くから苦情がなくなるんです」
履き捨てるように言う。
「餌さえあげなければ猫が減ると思ってるんですか?」
「。。。」
この人、この台詞を、ボランティアは数年にわたり、言ってきたそうだ。
一体病気なんだろうか?
苦情で精神が病んでいるんだろうか?
もしそうなら、そういう人は、この仕事には向かないと思う。

最近異動でやってきた職員ではないらしい。ずっと何年もこのポジションにいると聞く。
一体上司は誰なのか?公務員だから市長なのか?

今この時期になって、2015年になって、これを言う職員がまだいるんだ。。あきれてしまった。
そこらへんのおっさんが言う言葉なら、まだ理解もできるが、
なごやかキャット事業を進める窓口が、これを言っているんじゃ、職務放棄?

課長か主査かは知らないが、こうも言ったそうだ。
「警察とゴルフクラブで叩いてた人の家に行きますが、あなたの名前出してもいいですか?事件の信憑性を裏付けるために
言う必要があるんですが、危害が与えられる可能性もありますがいいですか?」と。

馬鹿じゃないだろうか!どこまで常識を逸脱している公務員なんだろうかと思った。
以前、泥棒に入られ、犯人が捕まりました。家に連れてゆきますから確認してくださいと言われた知人が
警察にぶちきれたと言っていたことを思い出した。
今回は、危害があるかも知れませんがいいですか?である。
恫喝?

ヒステリックにに猫の苦情を言ってくるおじいさん達から言い逃れるため
ボランティアにその責任全部を擦り付ける中保健所。ボランティアをスケープゴートにして避難回避。 
何もしたくない、怒鳴られたくない。そういうずる賢い逃げの姿勢だけが見え見えの職員たちである。
手術はどうぞご勝手に!やりたいボランティアが1人で、50匹でも100匹でも気が済むまでやればいいと思っているのである。

地域猫って、手術だけして、あとは徐々に餓死させる活動のことなんでしょうか?
と弱弱しい声でボランティアの女性が電話してきた。
「ちがいますよ」
「やっぱりそうですよね。よかった」とFさん。
「ずっと何年も、中区の保健所からそう言われてきたのでなんて命に冷たいんだろうと思っていました。」

愛護センターに問い合わせると、
「。。いやあそうは言ってないと思いますよ」と、かばい合う。いつもの流れである。
「一生懸命やってると思いますよ」
「それならその一生懸命の、計画案なり、進捗報告を見せて欲しい」と言うと、
「いやあそういうものはないと思いますよ」
今もないし、おそらくこれからもないんだろう。

何もしたくない。怒鳴られたくない、面倒なことはしたくない。
だから、「餌を与えないでください」とボランティアを叱っていますと、クラブを振り回して殺しているような人たちをなだめているんだろうと想像がつく。

ところが、餌をあげているのは、手術をしているボランティアだけではない。そんなことは普通に考えたらわかること。
飲食店のオーナー、酔っ払ってる猫好きなサラリーマン、一人暮らしの寂しいお婆ちゃん。
そんな人たちだって、肉団子を投げたり、餌を与えたりしているのである。
中には、私の可愛がっている猫だから勝手に手術しないで欲しいと言う人もいたらしい。

中区だけでなく、北区も名東区も他の区も似たり寄ったり。
大勢の動物愛護推進委員が異口同音にこう言う。
「保健所がいるから、結局、なごやかキャット事業が進まない。」
「いつもやりたくないから、結局彼らが潰すんです」
長くやっている人たちほど、そう言う。
つぶしても、仕事上自分たちに何の不利益もないですから。

事業を立ち上げたなら、普通は、目標数値を立てるけど、
普通の民間企業なら部長が指揮をとり、必死に中長期目標目指して頑張るけど。
そんなのありますか?

ボランティアや推進委員の尽力でようやくモデル地区にしたとすると、今度はその功績を自分たちのものにする
野心はあるんだろうか?

高額な給料取りとなれば、一応、ポジションを死守するために、パフォーマンスはしなきゃいけない。
それを見せるために「なごやかキャット事業」は立ち上げた。
たまに、ごくたまに、ボランティアが喜んで協力するだろうという案件を振る。
不満を募らせないために、である。爆発させると何かと不味い。たぶん大丈夫だろうが、自分の立場が不味くなるかも、である。

メス3万円、オス2万円の助成金も獲得できた。獣医師もそんなに損はしないでしょう。

でも窓口の職員は、
正直なところ、やりたくないんです。だって怒鳴られるの嫌だから。。話し合いなんてしたくない。
猫なんて、ぶっちゃけ、これまでどおりでいいんです。
処分数減らしたいなら、センターで受け取らなければそれでいい。帰り道、公園に捨てればいい。

中区の保健所の職員たちは、気味が悪いほど、仕事に対する誠実さがない。と感じた。
そいういう地区の猫の数は半端じゃない。
公務員も、成果が出せないなら、降格させるべきである

協力しなければ事業事態がなくなることだってあるんですよ。と以前、
センターの担当者から言われたことがある。
本末転倒も甚だしい。

それはこちらが言う台詞である。

使えない事業なら、自分たちのパフォーマンスのためだけに立ち上げた「たてまえ事業」なら、あっても仕方ない。