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人間社会で翻弄する動物の視点から色々綴っています。
 絶えない遺棄
2014年11月27日 (木) | 編集 |
公園にこの寒空の下、箱に入れて仔猫を捨てれば、大抵は助かりません。
「遺棄は犯罪です」の看板をいくら立てようが、せいぜい他の場所に捨てに行くんでしょう。

相当の頻度で平和公園にも仔猫がこの時期捨てられますが、大抵死んでしまいます。
先日も一角に、3匹捨てられ、その猫たちは介護の甲斐なく、全部駄目で、その翌日にもまた仔猫たちが遺棄されていたそうです。公園全体ではどのくらいの遺棄があるのか、発見者がすべて警察に通報していれば数字が出ますが、
はっきりとした遺棄頭数はわからないはずです。

この寒い時期に、猫から放され、1日放置されれば、どんな箱に入っていようが、低体温で生きられる仔猫は皆無です。

私たちが仔猫を保護するとすぐに湯たんぽで暖めるのはそのためです。

交通事故、遺棄、虐待。
飼い主のいない猫たちにとって、平和公園は、平和ではない公園です。
平和にするには、公園周辺の住民の気づきが不可欠です。
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猫が使う場所にトイレを設置し、外観のすっきりした寝床を置き、一代限りの命を見守る。
こんな簡単なことに、どうしてこうあれこれ話がまとまらないのか、ミステリアス

名古屋市が管轄する公園で、住民と行政とボランティアが介入し、地域猫の手本となる公園があるのでしょうか?
もし、あれば、そこに習ってすすめられるとベストなのですが。。