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人間社会で翻弄する動物の視点から色々綴っています。
 外猫たち
2013年12月19日 (木) | 編集 |
今年は、外で面倒見ていた猫たちが、相次いで姿を現さなくなりました。。

一匹はおそらく腎臓が弱っていたようで、それでも、ギリギリまでご飯を食べに来ていました。
徐々に食べる量が減り、水を飲む量が増えました。

だからなんとなく、心の準備はできていたけど、それでもこの寒さの中、どこかで亡くなっていったかと思うとかなり落胆しました。

もう一匹は、前日まで普通にご飯を食べていたので、事故にあったのではないかと思います。
他の猫が来ていなくても、いつも待っていた大柄の猫。デブリン。八割れの白黒猫です。
私の車を見ると駆けてくる猫だったので、間違えて飛び出して
ひかれたりしたんじゃないかと心配です。大きな猫が来ないと、餌場が「がらん」としています。

どこか打って、うずくまっているんじゃないかと、とても心配です。
この猫は元々飼われていた猫で、私が見かけたときには、すでに去勢は終わっていました。
うわさでは、飼い主の老人が他界して、親戚が家を更地にし、猫は外に放り出され野良猫になったと聞いています。
そうなる前までは、夜は家の中で寝ていた猫だろうと思います。
私が面倒を見るようになってからも、警戒心が強く、触ることはできませんでした。
明日は来るかなぁ。デブリン。

去勢・避妊手術をした地域の猫が、徐々に減っていくのは仕方ないことだし
「減ってくれなきゃ困る」という言い分もわかります。が、
毎日面倒をみている側は、結構辛いものがあります。

10年前からTNRをはじめた現場の猫の数は、ずいぶん減りました。一時は
2桁いましたが、譲渡したり、看取ったり。今は本命2匹と、おまけ猫たち(面倒見ている人がいるのにやってくる猫たち)

本命猫たちを、家に連れ帰り、世話するほうが心配事が減って良いのかもしれません。
そして、この現場は終わりにしたいところです。