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人間社会で翻弄する動物の視点から色々綴っています。
 かわいいサビちゃん
2013年08月19日 (月) | 編集 |
腎臓と肝臓を病んでいた、我が家のサビちゃん。11日の明け方逝ってしまいました。
推定ですがまだ9歳ほどだったと思います。

先週検査と点滴をするため入院し、先生と相談して家に戻ってからは、覚悟を決めていましたが、大好きな鶏肉やお刺身を退院後2日ほど嬉しそうに口にし、それ以後は、スープ仕立ての餌や缶詰のみを口にし、亡くなる2日前から、水も飲まなくなりずいぶん苦しそうでした。

健康だった時も、人を嫌う子だったので、なるべくストレスをかけないよう、遠くから見守っていました。11日の夜には、押し入れの中で、頭を小刻みに震わせながら、懸命に目を開き病気と闘っていたサビちゃん。それでも体を拭こうとすると、小さな体を緊張させて「シャー」するサビちゃん。
痛みでパニくっていたんだよね。

「嫌だよね。」
「もうがんばらなくていいよ。サビ。茶ピーとふくちゃんのいるところにいっていいんだよ。」

最期まで一生懸命病気と闘う小さなサビを見ていたら、人の勝手で処分される動物たちの無念さは
消えることがあるのだろうと、そんなことを考えました。

サビちゃん、ありがとうね。花屋さんで買った花に、ベランダに咲いたユリや白いサルスベリを摘んで
花いっぱいにしてお寺で見送りました。水や餌や手紙も添えました。
savionly.jpg
寝ているときに、ばれないようにそおっとおでこにチューしたりしていました。
savisava.jpg

左はサバちゃん。まだがんばって生きてもらわないと。