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人間社会で翻弄する動物の視点から色々綴っています。
 4月21日 譲渡会 開催
2013年04月16日 (火) | 編集 |
毎回譲渡会に参加しているBさん。ここのところ、里親さんがなかなか決まらず、
どうしてうちの保護猫可愛いのに、決まらないんだろう。と言う。
「うん。可愛い。里親さんが、まだ現れてないだけで、行き先は決まってるのよ。」
と返事する私。

このBさんが、最近、北区のある里親さん候補のお宅に用があって伺った。
お試しに出ていたキジトラちゃんが、わけあり、帰る事になったから。
引き取りに行った日、偶然その方のご近所に、ダンボール箱に入れられていた
乳飲み子3匹と出くわしてしまったそう。あーあ。。

猫嫌いのご近所が、野良猫が産んだ子猫5匹のうち、捕まえられた3匹を箱に入れ、
そのまま、近くの川に持ってゆくと言っていたそう。
物騒な話です。
Bさん、帰宅したときは、返された猫+乳飲み子2匹と一緒。残りの一匹は、里親さん候補が保護してくれたそうです。ただ、残り2匹と親はどうなるのか?2匹も捕まればまた川?物騒なことをした本人とは直接
話せなかったとBさん。

里親さん候補の方には、TNRという解決法を話したとBさん。
啓発が足りてないよねぇ。いまどき川なんて。桃太郎じゃあるまいし。

んニャー。。報告を受け、北区の保健所に、どのようなかたちで、なごやかキャットやTNRを広めていますか?
みたいな感じで電話した。北区は残念がなら以前から、あまりよいうわさを聞かない。
ゴミ袋に入れられていた猫を逃がしたことがあると某市営住宅に住む方から聞いたこともあるし、里親さんから、毒団子の話を聞いたこともあった。

Bさんが後日、里親さん候補の方に電話すると、あれから猫を不快に思っていないご近所の奥さんたちと、これはまずいと話し合いをし、残り2匹を保護したそう。
bumachibi.jpg


問題は親猫。TNRしないと意味がない。
少しずつみんなの意識を変えていかないと。
保健所の担当職員は、その方法が解決法ではないと、話に行きますと言ってくれた。
期待したいニャー。TNRする方向に行くといいです。