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人間社会で翻弄する動物の視点から色々綴っています。
 乳飲み子 茶トラの胡胡(ココ)ちゃん
2012年10月21日 (日) | 編集 |
センターから保護した茶トラのココちゃん(仮名)の調子が悪く、急遽入院となった。
下痢が続き、かなり痩せてしまった。脱水症状がひどく、肛門の辺りはベッタリ濡れていて
可愛そう。。

飲みが悪くなってすぐ病院へ連れて行ったけど、
子猫の急変は想像以上。

ママ猫は本当にえらいと思う。
あんなチビを一生延命4匹も6匹も育てるんだから。
茶ピーのママは6匹生み育てた。
福ちゃんのママは4匹膿み育てた。
サビちゃんのママは下半身不随で4匹育てた。

みんな偉い。野良猫に対する環境は、どこも辛いものなのに、よくみんな育てたね。

ココちゃんが下痢しています。という連絡を保護先の方から受けて、
夜中の2時に下痢止めを持って車を飛ばしたり、チビちゃん1匹のために、連日深夜まで動き回り、
翌朝は普通に出社したりして、先週は相当疲れた。。
その間、自宅の保護猫の手術や外猫の餌やりも重なり。。睡眠不足で

保護先のTさんも4時間おきの授乳をしなくちゃいけない。
毎日体重を量り、ノートにつけていてくれていて、ありがたい。
保温もよくできてますと先生に褒められてた。

乳飲み子はお母さん猫が育てるべきで、その間はみんな暖かく見守ってもらえないのだろうかと思う。
わざわざセンターに持ち込む理由は一体何?物じゃない。

TNRのRができません。という方を何人かしっている。私もしたくない。だから気持ちはよくわかります。
でもしないと続けられない。

私たちの大きなゴールは譲渡ではなく、
R(リターン)ができる環境を整えていくこと

物言えない生き物のために、物を言うのが私たちの役目。

ココちゃん、ミルクを飲むと、お母さんが恋しくて
腕の柔らかなところをチュッパチュッパするので、不憫だとTさんが言ってた。
みんな小さいときはママが恋しいね。ママからどうやって離されたんだろう。誰が離したんだろう。

健康になって早く戻ってきて欲しい。

小さな猫に大人たちが乳飲み子初体験で相当困惑し、一喜一憂し、振り回されてた1週間でした。
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ココちゃん、がんばれ!