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人間社会で翻弄する動物の視点から色々綴っています。
 名古屋愛護センター動物慰霊祭
2012年09月21日 (金) | 編集 |
お彼岸の9月19日、千種にある センターに行ってきました。
この日は事前にこの行事のため休みを取っていましたが、
なんと、たちの悪い風邪を拾ってしまい、当日はマスク持参ででかけることに。

3800頭あまりのネコが殺処分され、犬も270匹(すみません、正しく記憶していませんがネコよりは桁違いで少なかったです)処分されました。と参列した名古屋市の職員の方が冒頭の挨拶で話していました。
人の都合で殺されるペットは減らさないといけないともおっしゃってました。

無宗教の形式で行うため、お坊さんも線香もなく、参加者は菊の花を一輪ずつ供えて
手を合わせました。

豊田地域ネコの代表のTさんも参加し、2人で慰霊祭の様子を後方席から観察していました。
私は、相当な頻度で鼻をかむ必要があったので、後ろに座りました。

その後、動物愛護推進委員さんたちの懇親会がありましたが、
保健所の職員の方も参加するかと思いきや、保健所の職員の方は誰も残っておらず。
せっかく平日会社休んで行ったのに、現場のことも、
地区の状況も聞けずジマイ。私には、いろんな区の人から相談が来るので、そんな話がしたかったです。

保健所の職員の方は毎年繰り返し殺される何千頭の命 どのくらい重く受け止めているのだろうかと思ったわけです。
CIMG7704.jpg
どのくらい熱心に、市民にTNRの大切さを啓発してくれているんでしょうか。

道路工事30m分の予算をネコの手術費用に回してくれたら、TNRや地域ネコ活動をはじめる自治体も
多く出てくるでしょう。とセンター所長に話すTさん。いらない道路工事、予算使いたいから無理やりやってるよね。
確かに、渋滞するし。
税金投与して、獣医師に協力を求めないと、進まない。
なごやかキャットの意義を一人でも多くの人に伝えていゆくのは急務。

問題点も、解決法もわかっているのに、一体いつまで待てばいいのか。

豊田では 保健所と市民の間に市民活動を促進する課が設けられていて、その課が、市民に地域ネコを働きかけているようだ。名古屋よりうんとスタートは遅かったけど、さすが、世界のTOYOTA、着手したら、スピード感あります。自治体が中心になってやらなければ、この問題は解決しない!
心で聞いてもらうことは本当に難しいです。