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人間社会で翻弄する動物の視点から色々綴っています。
 TNRの妨害者たち
2011年12月16日 (金) | 編集 |
まったく、頭にくる。。

不妊手術の予約も今は一月ほど待たないと入らない。やっと予約が入れられて、
深夜、手術のための捕獲をしていると、若い女性が、近づいてきて
いきなり大きな声で、「あなたたち、猫を捕獲してるんですよね」と大声で怒鳴った。

この一声で、猫たちはみんな散ってしまった。。。

「こんな夜中にそんな大きい声でなんですか?」と言うと、
「去勢手術された猫が凶暴になり、引っかかれて怪我をしたんです。あんたたちのせいです。
困るんです。」と顔を突き出し、大声でまくし立てる。

夜の10時過ぎ、私は仕事の帰りで相当疲れている。。
いったん会社から家に帰り、猫の面倒を見て、部屋を片付け、また現場まで急行しての捕獲である。

この女性、たちの悪い餌やりだ。と思った。

見ると、電柱の周りにバケツいっぱいの乾燥餌が撒き散らかしてある。
こんなやり方があるだろうか。付近にも、道端に山ほど餌が置かれている。
こういう輩がいるから、私たちも一緒くたにされて、文句を言われる。

この女性、一生懸命考えていろいろまくし立てるが、ようは手術をしてくれるなということが言いたい。子猫が見たい、猫にメスを入れるのは可愛そう。。が本音だ。

アイライナーははみ出さないで上手に入れたほうが良いと言おうと喉まで出かかったが、やっとの思い出飲み込ん下手な化粧はいっそう顔をやばくする。

何度説明しても、聞き入れる頭を持たない人をこれ以上相手にしている時間も無く、
あんたがどれだけどこの猫に、引っかかれようが、かみ殺されようが、私には関係ない

私は、とにかく猫の繁殖をとめ糞害を止めるために、捕まえて手術するだけだと言い、これ以上文句があるなら保健所に言ってください。と言い放つと、はみだしアイライナーの中にある、ひらめのように離れた目が一層いきりたち、
「そうします」と大声で返事をして、立ち去った。

周囲の人たちがこの一部始終をきちんと聞いていてくれたらいいと思う。
どっちがまともで、猫の手術をするために、こういう苦労まで強いられていることを知ってもらいたいと思うからだ。

こういう猫好きが、猫を増やす

結局、遅くまでがんばったが、一匹の猫も保護できず、無駄足に終わってしまった。