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人間社会で翻弄する動物の視点から色々綴っています。
 子猫たちとその母ネコ
2011年05月29日 (日) | 編集 |
取り壊される前に、保護できる子猫はできるだけ、保護しようと、雨の中、網を持って
右往左往。

甲斐あって、また2匹保護できた。
親猫は、動物基金 から助成をしてもらい5月下旬に無事手術を済ませた。
「この猫達の不妊手術(一部の場合もあります)は公益財団法人どうぶつ基金
のTNR助成金にて行っています。」


ワクチンも済ませたけど、餌場が無くなり、哀れな猫達。

Mさんと交代で、えさを置きに行っているが、家が取り壊されたら、寝床も無くなる。
そしてネコはまだ5,6匹いる。

毛足の長いさつきちゃんの兄妹猫達。里親さん募集中です。まだ一匹、三毛の長毛がママネコにぴったり
寄り添う状態で、なかなか保護できない。
mesuneko.jpg
メスネコ。

osu.jpg
オスネコ。

さつきちゃんより、よほどおとなしい。
さつきちゃんは、今日からお試し飼育突入。小学校3年生の女の子が、大事そうに抱えて、
トイレの掃除もこれからするそう。幸せになってほしいです。



 TNRと子猫ラッシュ
2011年05月18日 (水) | 編集 |
ちょろちょろ、子猫たちが目立ちはじめてきた。

TNRをしながら、子猫の譲渡も進めている。
先週から子猫は5匹の譲渡が決定。あと3匹。地域に新しい仲間も増え、Nさんたちも心強いみたいだ。

近所に、数年間、えさだけあげて、手術大反対だった、変なおじさんが複数いる。
結局、物件の老朽化で、おじさんたちは、立ち退き。猫達はえさも貰えず、相当飢えているみたいだった。

アパートはじき、更地になる。猫達はおそらく寝場所もなくなる。

変なおじさんがいなくなり、あわてて、手術を開始したけど、すでに生まれている子達が数匹いるため
保護できる子は、譲渡に向けて準備をしたい。

さつきちゃん、1ヶ月未満。メス。パッパと怖がらせるけど、抱っこOK.
里親さん募集中です。
さつきちゃん2
保護したばかりのさつきちゃん。まだ怖い。さつきちゃんは、今回のお見合いには参加しません。
かわいい!
↓とくちゃん。オス 1ヶ月。譲渡会に参加します。5月21日、天白学習センターで猫のお見合い会に参加予定です。他にも子猫たくさん来ます。お立ち寄りください。
とくちゃん


 脳タリン水産省
2011年05月09日 (月) | 編集 |
農林水産省に20km圏内の家畜のことで電話するたび、あの脳も心も無い対応にうんざりする。

福島20km圏内の家畜やペットはいつまで見殺しにされるのか!
電話で抗議されるべきは、農林ではなくて、脳足りん水産省。私はしょっちゅう電話している。

ここへは皆さんも是非抗議の電話を入れて欲しいのです。メールやファックスな
んか効きゃあしない。

電話するたび、いまにもフニャーとどこかの猫みたいなおじさんたちが受け答える。

農林水産大臣の事務所に直接電話すれば、なんだよそんなめんどくさい事、生きてるか死んでるかなんて知らないっす。風なおっさんたちが出てくる。
国民のために働く人になんでこっちがデモや署名集めまでしてお願いしないといけないのか。

20年30年一生懸命育てた種牛種豚を助ける気があるのかないのか。と詰め寄ると

20km圏内は入れないんです」壊れたスピーカーみたいに同じ事を繰り返す。

菅さん降ろしのために、わざと、トローい応対をしているのですか?と聞くと、
いやあそうではありませんとニンマリ。
回路がショートしているのか?

動物は食べないと死ぬんです人と同じ。知ってますよね。「・・・」
1時間でも早く餌あげに行ってやって下さい。親豚、餌も無いのに、子犬みたいな
サイズになっても
まだ仔豚たちを育てているんです。「・・・」
入らないということは、見殺しにするということを言ってるのわかりますよね。
「・・・」
現場の動画とか見たことないですか?「見ました・・」それでどう思われますか
?「助けて貰いたいですけど・・」
あまりの心のない対応に、ぶちきれた!
助けてもらうとは民間人に頼りたいという趣旨ですか?
あんた、心が痛まないんだ?餓死がどうしたって思ってるんですか?
「・・・」
脳足りん水産省は、自民党の頃から 脳足りんです。
だいたい、調査捕鯨でなんでクジラ殺して、スーパーにそれが売られているのか
さっぱりわからない。
だれがいまどきクジラなんて買うのか!どうせ大方、廃棄処分!
利益はどこに行っているのか!

私は脳足りん水産省のこの愚行を一生許さない。
抗議の電話をお願いします。

●農林水産省/災害総合対策室
TEL03-3502-6442
FAX03-3592-7697


彼らは、まだ生きながらえている家畜が死んで数が減るのを、死んだフリをして、じっと待っているのだろうか?



 がけっぷちの犬達
2011年05月09日 (月) | 編集 |
福島の動物達を救出している女性のブログです。
早く助けてあげないと、助かる命も助からない。
行政は一刻も早く対策を講じて欲しいです。

福島原発20キロ圏内 犬・猫救出プロジェクト
犬に集団で襲われた一匹のやさしい犬が救出されたことが書かれています。
かわいそうで嫌になります。こんな犬がまだたくさんいるのでしょうか?
どうして救出がこんなに遅れているのか。。


 人間社会の動物たち
2011年05月08日 (日) | 編集 |
今日は、初めて行った国府宮で、今本獣医さんを交えて、福島の被災地にいる家畜やペットについての質問会のような集まりに参加しました。たぶん一番現場の新鮮な情報を知っていらっしゃる獣医さんの話を聞きたくて、遠方からも皆さん集まっていらっしゃいました。

獣医さんからの現場のお話の後、いきなり話して下さいと言われて、何を話せばいいのかわからず戸惑った私ですが、

家畜の悲惨な映像や、特に、養鶏所のケージに入れられていた鶏たちがえさを求め、首をたれて死んでいる映像は、かわいそう過ぎて言葉にならなかったです。
犬のように痩せた母豚が、仔豚達を一生懸命育てている写真にも胸がつまりました。どうしていまだに救ってあげられないのか、種豚や種牛を育てるのに30年かかるそうです。
これを救わないと、畜産業がさかんな町や村の復興があるとは思えないと感じました。

結局、生き物が生かされる、生かされないは、人が決めることなんだと、当たり前のことを、改めて感じた集まりでした。

TNRを展開し、無駄に命を落とす猫を減らす努力を熱心にする人がいる反面、関心のない人がほとんどの世の中では、いまだに多くの命が保健所に持ち込まれ処分されています。
問題の原点は同じだと思いました。この国に住む大勢の人たちの生き物の命に対する姿勢です。

ペットと、家畜はくくりが違います。
でも飢えて死ぬことはどちらにもされるべきではないです。家畜に至っては、今本先生が言うように、一旦圏外に連れ出し、検査をしない限り、早期の処分は早まりすぎる行為だと感じます。

福島に置き去りにされている動物達の実態を多くの政治家は知らないそうです。

日本全体レベルで家畜やペットへの考え方を、押し上げていかないと、死んでいった動物やこれから死ぬ動物の死は無駄になります。今回の避難でペットを亡くした飼い主が、国や行政に対し、訴えを起こすこともあり得るでしょう。



最近保護されてくる犬達は凶暴なミックス犬が多いです。
しつけのされている犬達は早々と保護されます。保護が簡単だからだとも思います。

凶暴な犬を数匹、抱えてしまった保護のボランティアさんは、犬の世話に手を焼き、嘆いているそうです。牙を向く犬達を月数万円の訓練所に持ち込む人たちもいます。
かわいそうという感情だけでは、できない活動です。他人を噛めば、大問題に発展します。

とてもお金のかかるボランティアです。飼い主が見つかっても、飼育権を放棄する人も多いと聞いています。広い敷地で放し飼いで飼われていた番犬を、集合住宅で飼うことは困難だからです。

私も昨日ある保護犬に左手を噛まれ、痛さで腕がしびれてしばらくうずくまってしまいました。
この犬はもう4人の人を噛んでいます。しつけなど無縁な犬だったと思います。
最終的にはこういう犬だけが被災地に残ってゆくでしょう。

飼い主にしか慣れていない犬の保護には限界があると思います。
狂犬病の予防注射もされていないこういう犬達をどうしていくのか。

ペットにしろ家畜にしろ、福島で何が起きているか知らない政治家たちが実態を知ったとき、リーダー達はまずはどういう判断をするのか、一日も早く知りたいものです。