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人間社会で翻弄する動物の視点から色々綴っています。
 ショコタンガール
2010年11月01日 (月) | 編集 |
ショコタンにようやく里親さんの影がチラホラ。
保護して早4ヶ月以上。こんなに利発で可愛いのに、じらされたショコタン!!その間、仮名も度々変った。ちびちゃん→キーちゃん→ショコちゃん→ショコタン。譲渡会参加も最多なショコちゃん!4回目となった最後の譲渡会では、譲渡会デビュー当時とは異なり、愛嬌を振りまくどころか、なんだか落ち込みモードだった。「どうして私ばっかりこんなに見世物にされないといけないの?」と言っている様だった。
少しでも可愛く見せるためつけた手作りの赤い首輪が妙に馴染まない。
shokotan3.jpg


3回目の譲渡会で、あるお客さんから、この猫かなりブスと言われ、びっくりしてひっくり返りそうになった私。

まさか真横に保護主がいるとは知らずの発言。「えっブス?ですか?」と力なく自動的にオウム返し。

まるで自分に言われたような気がした。わが子を他人からブスと分類されたときのようにショックだった気がする。私にはとても可愛いショコちゃんなのに愛嬌たっぷりな分、一層ショコタンガールが不憫に思えた。

性格もこんなにいい子いないのに。譲渡会告知のために相当数の獣医やショッピングモールなど皆で手分けしてチラシを貼りまくった。ひとえにショコタンのために努力して集客したのに、そんな努力とは関係なく見てくれの可愛い猫だけがさっさと貰われてゆく現実。

31日に開催された本山での譲渡会は、皆のケージは机の上の高い位置に置かれていたのに、ショコタンのケージだけは大きすぎて置けず、床の上にドカンと設置された。お客さんからの視線も集めにくかったショコタン。
最初の譲渡会は抱っこしてと鳴き通しだったのに。。どの保護猫も大事だけど、娘のように責任を持って可愛がって貰える相手でないと、ショコタンガールはあげられない。