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人間社会で翻弄する動物の視点から色々綴っています。
 近親交配とザンバラ髪
2010年04月30日 (金) | 編集 |
猫の譲渡でいろんなお宅にお邪魔すると、里親さんたちから意外な体験談を聞かせてもらえる
ことがある。
最初は軽いのりの猫のお話から、甘いものやコーヒーなど勧められ、だんだん濃ーい猫の話になったりする。

どこどこのxxさんという人から貰った猫は、xxのブリーダーが産ませた猫で、親同士が同腹だったりして、
生まれた子猫は心臓が弱かったりして、長生きできなかった。
とか、
アメショーみたいな子猫が貰えると思ってお見合いに指定された場所に見に行くとまったく違った猫を紹介され、
そんな猫ただで貰えると思ってんの!と豹変された。とか。

この2つのケースは同じ人が仲介している。実はこれだけでない。

どうやら、手入れのされていないバサバサした髪がお尻の辺りまで伸びてる人から貰ったという話。
バサバサであり、サラサラとした、シャンプーのCMにでも出てこれるような花の香りの髪とはちがう。
いわゆる、ザンバラタイプ
これは私や友達のFさんなんかが名古屋でも東京でも体験談に基づいて出しているかなり真面目なデータ。
ザンバラをグチャグチャに束ねてあるのも要注意!こういう人の家には猫がかわいそうなくらいたくさんいて、
不清潔で匂ったりする。きれい好きな猫達が可愛そうだ。手術してない猫もいたりするから大変。

このザンバラおばさん、どこかのブリーダーから売れない猫や不要になった猫を1匹xx円で引取りをし、里子に出しているようだ。
近親の犬猫を産ませている悪質ブリーダー。おそらくこんなケースは全国的に見たら氷山の一角に違いない。
むやみに殺してないからまだましかもしれないが。
最近ではネットでの生態販売も盛んなようだし、これは法律で禁止されるべき行為だと思う。

ついでに補足すると、ザンバラで相当饒舌で前歯が無かったりする人はもっと要注意らしい。なぜって、こういう人は虐待をする。らしい。。一抹の不安が残ったときは、譲渡するべきでない。厄介払いが目的なら遺棄と変わらない。
猫をその子のテリトリーにおいて見守るのも優しさ。そのほうが猫によっては幸せな場合もある。

つい最近、どこかのペット葬儀屋がお金だけ貰って火葬もせず、山奥にガンガン捨てたという事件が発覚した。
埼玉だったと思う。で、送られてきた遺骨が妙に大きく、変だなぁと思った飼い主さんもいたらしい。
話がころころ変わるけど、
生き物の売り買いやそれから派生するビジネスは果てしなく怪しい
物があふれみんなピカピカの車に乗り、でもこの国の住民の幸福指数が高くないらしい。
ブータンはとても高いらしい!!ブータン。。響きも超かわいい。
おそらく豚肉なんて食べないに違いニャイ。

ブータンに行ってみたい気がする。
日本に帰りたくないになるのかしら。



 市長への意見第一弾:私たちもう疲れたんです。
2010年04月25日 (日) | 編集 |
今日は昭和区役所で行われた「名古屋市中期戦略ビジョン タウンミーティング」と題する集まりに出かけた。
目的は名古屋の街づくりに関する意見交換。今日の報告はちょっと長いですがごめんなさい。

土曜日なので総勢5名でのお出かけになった。りりママ、Nさん、Aさん、Yさんと私。

どんな集会になるかと不安だったが、今日の参加者は上品なおじさんたちが多く、
もっともな意見が炸裂した。
以前参加したような類の集会かと思い、一緒に行ったAさんやYさんには、雇われヤジおじさんが来てると思うよと自信を持って話していたので私は嘘つきと思われたかもしれない。
まったくこういう会合は来てみて初めてナカミがわかる。
ミステリーツアーみたいなものだと思った。

私たちは前から2列目にドカンと座った。
市長が挨拶をし、司会者が議題について説明を始めた。
冊子を読んでるだけだったので少々退屈だった。司会者のおじさんも緊張していたようで
自分の説明とページ数が合致せず、失礼しましたを連発。

左横を見るとりりママは昨夜の捕獲の疲れからか、すでに
転寝を始めていた。寝息が聞こえた。
右横を見るとAさんが、あの司会者冊子読んでるだけだよね。と司会者の感想を囁く。
その奥に座るYさんが、「こんな所で意見を言う人いるの?」と私の目を覗き込んで聞く。
「意見あるから皆こんなところまで出かけてくるんだよ」と私。意見がなきゃ私なら来ないもん。

静かに寝息を立てて寝ているりりママをみながら、どこでも瞬時に寝られ
エネルギーを充電できる彼女が少々羨ましい気がした。足元をみると今日は靴下を履いていた。
なぜか安心。

ようやく質疑応答に入った。数人が意見を述べた後、
瑞穂区から来た老紳士が街路樹や公園の樹木の手入れについて話を始めた。
桜は切らないが、いちょうは見事にバキバキに切られていて景観を損ねているというごもっともな意見。
みんな深くうなずく。以前アメリカ人の友達が名古屋に来たとき、街路樹が醜すぎると言っていた事を思い出した。私自身もバキバキに枝を切られたイチョウを見るたびに、なんだか名古屋のケチッぽさみたいなものを感じていたからこの意見には大賛成。高級住宅街や市役所周辺の街路樹だけが大きく枝を伸ばし往々と茂っている。山崎川沿いにあるクスの大木の手入れもちゃんとしてほしいと思っていたから市がちゃんと管理してくれるといいと思った。

あんな風にうまく意見言えないわぁと思ったけど、この人の後に挙手するのが流れ的にはいいんだろうなぁと思い、大した準備もせずなんとなく手を上げると、簡単にさされてしまった。

今公園の樹木の話が出ましたが公園には野良猫がいます。その猫の対処をなおざりにして公園の管理はできない。というようなことを話してみた。あと看板について。
生活環境課の代表に通り一遍等の返事を返される。努力します。とのこと。
あーあ、来た意味なくなった。と思った。だらしニャイニャーと福ちゃんに言われそうだ。トホホ。。

仕方ないので左ひじでりりママをこつく。目覚めたりりママ、言う事まとめるからと持参した分厚いファイルをめくりだす。「これ読めばいいよね。」とりりママ。「こんなに読んだらタイムオーバーで打ち切りになるよ」

最後の意見発言の方と司会者が言うと、りりママを含め数人が手を上げた。
司会者がりりママを指すように司会者に手で訴える私。では最後に女性の方。とりりママが指名された。
りりママが一応女性でよかった。2列目に座ってよかった。。と思った。

体験談を炸裂するりりママ。時間オーバーと司会者から巻け巻け合図がでる。 短い仮眠をとったりりママ、そんなことにめげず、
「ねこに餌やるな」は「猫をここに捨てれば餌もらえるよ」と同じです。あの公園、この公園では34匹手術して23匹遺棄いや、34匹だったかしら?話しながら手術した猫の数の確認をするために分厚いファイルをめくり出すりりママ。適当に言えばいいじゃんと言いたいけど生中継だから言えない。

巻け巻け合図を送った司会者が様子を見守る中、
私たちはもう疲れてヘロヘロです」とりりママが本日の名言とも言えるセリフを言い放った。

実際捕獲や譲渡で走り回り見るからにお疲れモードの彼女の言葉は実に重みがありその言葉が似合いすぎる彼女の発言が、一般の参加者にうけた。。

前に座っていた役所の偉い人たちも笑っていいのかいけないのか困惑気味。
さっき通り一遍の回答をした環境課の職員が今度は猫の処分頭数に触れた。会場から反応があった。
私たちもどうしようか考えているんです。と言う。お金も労力ももうニャーイ」とヤジを飛ばす私。働きながらやってる納税者にいつまでも甘えるんじゃねー」と低音で野次りたかったがこれは我慢。

これを聞いた河村市長が私たちに向かってこの件については猫のプロジェクトを発足させましょうと言ってくれた

これを聴いた瞬間、どれだけ疎まれても拒まれても意見は継続して発信しないとだめですと言って支援してくれた人たちのことを思い出した。とても嬉しかった。

私たちは納税者、行政は私たちの意見を聞くのが筋だと言った会社経営者の男性がいた。
これを聞いてみんな拍手!!
フランスでは納税者にスリッパを履いて対応する職員はいないとある世田谷にあるボランティア団体の代表が言った。毎月ウン万円も支払ってる私たちはある意味大事なお客さま。
こうやって市民の意見を聞いてくれる場を設けてくれる市長が選ばれて良かったと思う。







 天白のいなりちゃん!!
2010年04月23日 (金) | 編集 |
久しぶりに黒猫のいなりちゃんからお便りが来た!!
天白の交差点付近で捕まえた黒猫のいなりちゃん。千種区のYさんご夫婦が貰ってくれたのは、はや2年前
光陰矢のごとし、、時の経過が早すぎ、肌の手入れも追いつかないはずニャー。

以下Yさんの楽しいお便り紹介します。

いなりは元気に過ごしております(´∀` *)

先住ねこも相当なビビリなんですが、いなりも結構ビビリで、来客があると
2匹とも隠れてしまって、家中さがします。

普段は、どこにいくにもついて来る甘えんぼです。夜寝る時も、体の上でどーんと寝ています。

えさを選り好みするのが、ちょっと困りますが好みのえさが出てくるまで、ねだり続ける
ガッツは誰にも負けません(´∀` *)

最近の写真も添付します。大きくなったのわかるでしょうか?

こういう嬉しいケースもあるけれど、最近は10年前に比べると虐待目的で騙し取られるケースをわりと
頻繁にしかも身近で聞くので、やはり譲渡には慎重になる。

Yさんは友達のAさんの紹介だ。

黒猫いなりちゃんと先住猫ちゃんとのツーショット。譲渡時は威嚇で大変だったらしいけど、
気長にみてもらえて、本当にありがたい。仲良さそうに写ってる。
inari03.jpg

inari04.jpg
おかわり早く頂戴!。。。いなり

 堀田の黒猫
2010年04月22日 (木) | 編集 |
堀田のおばあさんがなんとなく面倒を見ている残りのメス猫のTNRに出かけたが、お目当ての子は保護できなかった。
保護失敗!!
最近ここには見かけない大きな黒猫がうろつくようになった。見るからに顔の張ったオス猫。
近所のおばさんも大きな黒猫が来るようになったとぼやく。

そのオス猫、人前ではおとなしそうな顔をしているくせに、気に入らない猫が側に来ると、豹変する。
私の目の前でミャオミャオミャオミャオと大喧嘩が始まった。
グレーの雌猫が気に入らないらしい。
どうりで最近グレーの姿を見かけないはずだ。折り合いがつかないから餌場に来れないようだ。可愛そう。

翌日病院に手術の予約を入れていたので、急遽その顔の大きい黒猫を保護できたら去勢手術につれてゆこうと
決めた。少しはおとなしくなるかもしれない。

黒猫は喧嘩がおさまるとけっこうあっさり保護された。キャリーに入れるとき暴れて後ろ足の爪が私の手の甲にあたり血がにじんだ。こういうことばっかりしていると怪我はつきもの。
こんな乱暴なことして。ごめんねと黒猫に謝りながら翌日の手術のため保護先に搬入した。

翌日無事手術を終え、翌々日、耳カットとピアスをした黒猫を元いた場所にリリースした。
リリースした翌日、雨が降ったので、傷口大丈夫かなぁと普通なら心配しないが妙に気になり、薬を持って雨の中
保護した現場に寄ってみた。黒猫がいつもの場所にいた。
kuro_piasu_horita_2010_4.jpg術後の黒猫
黒逃げる
私を見て逃げる黒猫を見て大声で笑ってしまった!右耳にピアスがちらり。可愛い奴!
kuro_horita_20104.jpg
グレーには相当意地悪なのに私を見てオロオロする黒。

えさに薬を混ぜ、近寄ると、急に耳を伏せて逃げ出した。小走りで逃げる逃げる!
明らかに私のことをあの怖い人!!と小さな頭にインプットしていた!あーあ、せっかく来たのに。。
仕方がないので抗生剤入りのえさを置いて立ち去った。戻ってきて食べてくれるといいなぁ。。
おばあさんに頼んでもどうせ快い返事はないことはわかってる。だから頼まなかった。もっと手術に
協力してくれれば10匹くらいの猫、すぐに全部手術が済むのに、といつも思う。捕まえてくれるだけでいいのに。

遠くから見ていたら、別の猫が置いてきたえさをペロンと平らげてしまった!意味ないじゃん。。。くろちゃん。。
オスのわりには痩せている黒猫の後姿が妙に気になった。。





 お花見とTNR
2010年04月15日 (木) | 編集 |
桜も咲いたり吹かれたり。今年も山崎川沿いの桜を見に行った。
Nさんといすに腰掛けぺちゃくちゃ話していたら、9時半になり、バン!!と桜を照らしていたライトが一斉に
消えてしまった。。なんかそっけないニャー!まあ電気代も馬鹿にならないし、仕方ない。

二人してトボトボ引き返した。帰り道、
Nさんに買って貰った焼き芋を片手に握り締めながら、昨年8匹ほどTNRをした例の公園によった。
捨てられていた子猫を発見し警察に来てもらいすったもんだした挙句、猫を保護し無事に里子に出した現場だ。汗とお金と周辺のお爺さんたちの罵倒でコテコテにされた大変だった公園だ。
手術できなかった猫の子供たちが成長していた。お腹を空かせてみんな出てきていたので持っていた
えさを少し置いてその日は帰った。

その週末3匹をTNRした。メス1匹、オス2匹。

小さな公園には、相変わらず、無駄な看板が縦横無尽に立てかけてある。「野良猫にむやみにえさをあげないでください」名古屋市。

こんな看板があるからえさやりさんの協力が全く得られない。みんなえさを投げては足早に走り去る。

生ごみは持ち帰ってください。ところで遺棄は犯罪です。名古屋市」 という文言にどうして変えてくれないのか。
いまだにここにはえさをあげてる人がいます。捨てたいならどーぞと言ってるのと変わらない看板の本当の意味を
解さない狡猾な公務員のおじさんたち。目先のことだけ考えるうるさい市民の要望を聞き自身を守る!!
ですかねぇ。。

piasu_yamazaki_2010Apr.jpg手術を無事終えたピアス猫の1匹。残念ながらピアスがうまく映っていません。ワクチンも接種しました。
昭和区にお住まいのKさんからのご寄付で今回手術したねこたちに3種混合ワクチンとレボリューションを塗布できました。ご支援ありがとうございます。末筆ながらご報告させて頂きます。






 黒猫のボス お婿入りトライアル開始
2010年04月08日 (木) | 編集 |
他界したおばあちゃんとおじいさんが可愛がっていた黒猫の「ボス」がお見合いをした。
ほかにも目の見えないニャんが2匹いるMさんご夫婦のお宅だ。

ボスはエイズのキャリアーだけど、家で飼ってる猫同士にエイズなんて移らない。
そんな小さなこと、どーでもいいのよ。
3匹飼いたかったと話していたのでこのトライアルがうまくいけばボスが最後の猫になる。

お見合いでのボスのパフォーマンスはいつも抜群だった。すりすりゴロゴロ誰のお膝もボスの枕となった。
お見合い当日私は嫌がるデカ猫の首に赤いリボンを必死に巻き巻き。。。
一生懸命おめかししたボスなのによい返事がなかった。。。

その人懐こい性格ゆえに、残された猫たちの中で一番気になっていた猫だった。からかもしれないが
ある日の朝ボスの夢を見た。その翌日トライアルが決まった。
見た夢はふわふわ暖かい夢だった。ちょっとしたストーリーがあったがボスと私のシークレットということで。

まだ残された猫たちのお世話に通っていた頃、
帰る私たちの後を必死で追いかけてきていたボスを見てかわいそうで
このまま持って帰ろうと思ったことがあった。

結局Mさんが保護してくれて一安心だったけど、Mさんも9匹も抱えているので
面倒見切れない。

私たちに子犬のように走りより、触ってもらいたくて仕方なかったボス。

AさんやMさん、Yさん、ご近所の人たちの努力のお陰ですね。
亡くなったおじいさんが一番可愛がっていたボス。
余生をやさしそうなご夫婦のお宅でうんと甘えて幸せに暮らしてほしいと思う。

ぼす



 そんなの関係ねえお婆さん
2010年04月02日 (金) | 編集 |
昨年から7匹の猫たちの手術と2匹の子猫の譲渡を済ませた瑞穂区堀田町のある一角。
えさやりばあさんと近隣がもめにもめ、TNRをすることになったが、
住民からはまったくなんの協力もなし。名古屋はこんな場所ばっかりだ。東京とぜんぜん違う。

プロテクションケージを置かせてくれるお宅は見つけたものの。それだけ。

まだ未手術の黒猫のメスチビがそろそろ手術のできる大きさとなり、
今日庭先でえさをあげている例のばあさんの所に勤め帰りに出向いた。
猫たちはおばあさんに慣れていて彼女が抱っこできることを私は知っている。
そして猫たちが家の中に入れてもらっていることも私はしっている。

だから、このおばあさんの猫たちの保護のためにプロテクションケージは要らない。
なぜなら彼女が抱き上げてキャリーケースに入れられるからだ。悪戦苦闘の結果つかまらず帰ろうとする私たちの前で家の中でくつろいでいた猫を抱き上げてケージに入れるおばあさんを見てポカンとしたことがある。
これでも自分の猫じゃないんだ。と思った。

「おばさんそろそろ黒ちゃんの手術しませんか?」といつものように低姿勢で言うと、
「私の猫じゃないから、触れないし、関係ないわ」変な薄笑みを浮かべ嫌そうな顔をして通り過ぎようとする。
いつもそう。バツが悪いと思ってんだろうか。その裏返しか。

おばあさんにえさを何度も運び、機嫌を取り、近所に私とHさんが土砂降りの週末に謝り理解を促したが、
このえさやりさんはいつもこんな感じだ。協力を要請すると必ず、野良猫だから私は無関係と言う。
捕まえる前にえさをあげないでと頼んでもそんなの関係Nee。

ご機嫌なときは、あの子は私と一緒に寝てるのと平気で話し出すお婆さん。

この人が、もう少しまともな人なら近隣ともめることもないし、数もここまで増えてないと思う。
偏屈婆さんには中指立ててもわからないだろうし。あー面倒くさい。。

あと1匹のこのメス猫が産んだら大変だ。これまでの苦労が水の泡になる。そう思うとおばあさんの近隣にも
腹が立ってきた。あの人が全部やってくれる。アー助かる。そう思ってるだけなんだろうなぁ。。。

最近見かけない猫がいる。おばあさんに聞くと「ああ、あれは轢かれて死んだわ」とあっさり答える。
すずめに米をまく感覚で野良猫にえさをまく。ある朝、おばあさんハナサカ爺さんのように、早朝すずめに
米を撒いていたのを私は見た。右腕を大きく伸ばしえさを撒く元気なおばあさん。

どの子が死んでも意に介さない。これって悟りの境地?かしらん。きっとそうに違いない。

たぶんそうだ。そう思うと、世の中の変なことがみんな「あっそーう」と済まされる気がしてきた。
こういうことを教わるために私はこの人に知り合った気がしてきた。
おばあさんちの近隣のもめごと私にも実は関係ないんだよねぇ。。