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人間社会で翻弄する動物の視点から色々綴っています。
 河川敷の猫と小学生
2009年05月11日 (月) | 編集 |
NさんやNさんのご近所と協力しながら、山崎川付近の野良猫のTNRを細々としている。
資金も労力もそんなに無いので少しずつやるしか仕方ないし、関心を持つ地域住民が住む地域から
進めないとTNRが数を減らすための有効手段にならない。協力してもらえれば、その後のケアーも多少はしてもらえるので、数が減る。でも手術をしてもその後のケアーがないと
数はたちまち増える。

Nさんの近くに住む小学生の女の子が、河川敷猫たちの情報をせっせとNさんへ提供する。子供の言う事を無下にもできず、聞かされるたびにNさんは現場に行き、小さな猫たちを保護しずいぶん譲渡をしてきた。けっこうつらいのよーとこぼしたことがある。確かに。。でもとにかく不妊手術しないと
仕方ないのでやりましょう、とこの4月から親猫たちの手術も開始した。

まだおそらくその現場だけでも未手術の猫が5匹から7匹くらいはいると思う。
小学生の女の子は、親猫についてくる仔猫を保護したかったようだ。
彼女の家には最近河川敷で拾った成猫が迎えられた。猫嫌いなお父さんが、ようやく納得してくれたらしい。ある日、女の子のお母さんが「いつも娘が猫のことでお世話になっています。」と言ってNさんに菓子折りを持ってお礼に来たそうだ。
Nさんは恐縮しちゃったと私に話した。

小学生の女の子は、紙のように痩せた仔猫に心を痛めていたようだった。

ある日学校帰り、道端でその猫たちに彼女が餌をあげていると、近所に住むおじいさんが大声で彼女を叱り付けた。小学生相手に警察を呼ぶぞとものすごい剣幕で半狂乱で怒鳴りつけられたそうだ。
どうぞ呼んでください。と言いたいところだが、小学生が思つくはずもない。
女の子はおそらく相当驚き、怖かったに違いないと思う。
泣いてこそいなかったが、Nさんのお宅に来て、すっかりしょげてその話をしていったそうだ。

この爺さん、相当普通じゃない。相手は小学生。
聞けばCatPawクラブの人たちとも2年前相当激しくやりあった偏屈爺。
餌付けも捕獲もさせない面倒な爺さんだ。
数を減らすための餌付けやTNRを理解する頭を持たない。ただ嫌いだから、隣町へ行けばいい。
そこで増えようが俺には関係ない。

この爺さんのせいで、小さな子供は生き物をかわいがることは「悪」だと思い始めるかもしれない。

2年前この爺さんとやりあったりりママは警察や保健所にもこの件を報告したらしいが、返事なし。
猫の数を減らす有効的な手段の啓発はゼロだからこういう爺さんは言い方は悪いが、死ぬまではびこる。
私は行政の介入しないも「悪」だと思う。この爺さん、傘で猫をつついていたこともあるらしい。
現場を突き止め、警察に出向こうと思う。できればこの子に謝ってもらいたい。



 迷い猫
2009年05月11日 (月) | 編集 |
急に暑くなり、ふくちゃんも私もダルダルな感じがしてきた。
でも鞭打って気になる猫の保護に出かけた。未手術のメス猫が近所にやってきたので
避妊手術を済ませたいが、どうやら常習的に誰かに餌を貰っているようで保護がなかなかできない。
何回も失敗しているが今夜はMさんと出陣した。
ところが、今日は姿を現さなかった。ちぇッである。土日の餌の時間は結構読めない。
みんな家にいたりするから、気が向くと早い時間に餌をあげちゃうのだろうか。。

その代わり、いつもその猫を追いかけているボーイフレンドらしき、白黒猫がいたのでその子を保護し去勢することにした。
ケージに入った顔に懐中電灯を当てると、疥癬!疥癬ダニはどんな猫もすっかりみすぼらしくさせるからある意味すごい。でもわかりやすいから治療もしやすい。。最近周辺でまた疥癬が流行っている。液体の薬を餌に混ぜるだけで完治するから餌さえ食べてくれればOKだ。

去年の今時分だったか、近所に人なれした猫が出現した。首輪もしておらず、遺棄猫だと思っていた。近所のMさんが面倒を見始め、私も里親さんを探したりと大変だったナッキーと言う猫だ。
今日、元飼い主という人の情報がMさんに人づてに入った。1年前ほど緑区から越してきて、外に逃げ出した猫がナッキーにそっくりだと言う話。ポンチョという名前だったらしい。
脱走癖のある猫には首輪や名札はつけておいた方が飼い主は安心だ。この猫は譲渡先で脱走というとんでもないことをしでかされ私たちは相当大変な目に遭った。なのでこの話を聞いた時脱力した。明日迎えにくるらしいが、ちゃんと首輪と名札をつけて欲しい。