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人間社会で翻弄する動物の視点から色々綴っています。
 譲渡猫のビビちゃん
2009年02月11日 (水) | 編集 |
ずいぶん遠くまでお届けした黒猫のビビちゃんの里親さんからメールが頂いた。
去勢手術も無事終わり、
ビビちゃんは、先住猫ちゃんとはまだ少し距離があるらしいが
犬とも仲良くやっているようだ。こういう報告を聞くと疲れが取れる感じがする。
bibi
譲渡直後、すごく犬を警戒していたのに、今は一緒にねんねする仲!よかったぁ。。bibi見てよ。この大きな前足!
ビビちゃんと一緒にいた茶白猫は昨年の暮れ、交通事故に遭い死んでしまった。
血を吐いてアスファルトの上に横たわっていたのを近所の奥さんが見つけた。
聞いたとき、早く保護してあげればよかったととても悔いた。
また仔猫のシーズンが来る。仔猫はかわいいけど、見たくない。


 初島の猫たちの話
2009年02月11日 (水) | 編集 |
熱海に初島という小さな島がある。フェリーで25分くらいのっていくらしい。
今この島ではネコ問題が深刻化している。

もともと、島民が生活の糧にしていた農作物をねずみから守るため島に猫を連れ込んだらしい。
時が移り、生活の糧は農作物の販売から観光事業へと移行した。
そうなるとネコは厄介者に早変わり。

餌やるなと島民が一丸となり、ネコを飢え死にさせているらしい。
島でなければなんとか猫たちもがんばれるが、四方を海に囲まれている。
餌取りにも限界があるようだ。

猫減らしにこの方法が有効的とは到底思えない。
飢えてても繁殖はするし、この事件を知って熱海市そのものへの暗い印象が一層暗くなった。
なぜか熱海への印象は以前から暗い。東京から簡単にアクセスできるが、高齢者と温泉といったイメージしか涌かない。

東京の友達もこの件に関しては知っていたので、結構知られている問題らしい。
ボランティアさんが2日に1度、交代で船に乗って島まで行き、餌やりやトイレの世話、手術のための捕獲、病気の猫の保護なんかをしているそうだ。
島民が愛情を持って接すれば、ネコも人に馴れ、家猫としてやっていけるネコが増えれば猫の数は減ってゆくと思う。
なんといっても地理的には東京に近いから、譲渡掲載への都内からのアクセスも来るだろう。
多種多様な人たちが住む大都会には、個性的な顔をした猫や誰も貰ってくれそうにない猫にもアクセスがある。
私が心配した東京の猫たちも随分そういった人たちに助けられた。
残った猫達は、みんなで世話をして太らせてあげたらいい。そんな島になれば、癒しを求めて行ってみたいと思う
人も増えるだろう。何しろ東京から近い。

島民が手伝えばもっと猫の数は減ってゆくと思うが、誰も手伝わないみたいだ。手伝うと村八分にされちゃうのかしら?
島民全員がネコ嫌いとは到底思えない。隠れ猫タリアンがいるに違いない。でも声が上げられない。
中心となる人物で大きく左右されるネコ問題。

お金落としていく観光客には愛想よく。住めと言われても、決して住めない所である。
命への尊厳マイナス90%。子供の教育にもよくない。

和歌山駅長たまちゃんに会いにはるばる東京や名古屋からでかける人もいる。
フランス映画からのお誘いを受けたり、億単位の収益をあげることもできた、たま駅長やその助役猫たち。
この違いは何?
。。ハートですねぇ。。ハートがマネーを産むんですねぇ。。そっかーだからうちの会社は儲かってないんだ!!
いずれにせよこんな島でお金を使ってバケーションを楽しもうなんて気にもならないニャン
私は駅長たまちゃんと、おサルの孤児マルコちゃんを見に出かけたい!
初島の猫たち少人数のボランティアさんたちが寄付や物資なども募っているようなので、もしご興味あればHP覗いてあげてください。http://www.geocities.jp/inuneko_hl/top_index.html