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人間社会で翻弄する動物の視点から色々綴っています。
 ギスギス人間
2009年02月04日 (水) | 編集 |
今日は仕事を終えて、餌付けをしながら手術をしている南区のNおばあさんのところに出向いた。
年金暮らしのNさん。猫たちの面倒を一生懸命みている。数匹、彼女から頼まれ里子に出した猫たちもいる。

Nさんが、餌をあげていると一方的にえさやるなとガミガミいう婆さんがいるらしい。どこにもこういう輩はいる。それでもNさんが、このエリアの餌付けをやめ、手術をやめると猫の数は再び戻る。Nさんがいるからこの数で抑えられているのも事実だ。
Nさんが言い返すと、「餓死させて死なせればいい」と言ったらしい。すごいね。恐るべし、南区。
熱海の初島にもそういう人たちがたくさんいると聞いている。ねずみ退治に島へ猫を運び、用がなくなると餓死させよう。と言う老人たち。これって流行の逆切れ?若い人たち特有の傾向ではないみたいだ。

今日のこの話し合いには、Nさん、ボランティアのHさんと私と会社の女の子Cさんと男性の同僚とで出かけた。総勢5名が、ゾロゾロ、Nさんが世話をしている猫のエリアに行った。
三毛や茶トラの可愛い猫たちが、鳴きながら出てきた。みんなお腹を空かせていたようだった。

そこへ今夜の主役であるガミガミ婆さんが、息子と一緒に外車に乗って帰宅した。
こんばんは、と話しかけ、息子に向かって猫の話を始めたが。。小柄な70代か80代かの婆さんは、横から「餌をやるから猫が来る」とNさんを責めることしか言わない。息子も「こんなこと保健所に任せておけばいいんじゃない」余計なことを話しに来るなと言いたげな短気な返答。本当に、保健所がしてくれるといいですけどねぇ。。

心が無いから他人の話が聞けない種類の人たちだ。こういう人の側にいるだけで心がかさつく。一応、活動の話を一通りた。「だから何?」と聞く息子に対し、「だから理解をお願いします」というと、
「あっはい、わかりました」「こういう活動はすぐに効果はでませんが、ご理解をお願いします」と同僚が付け加えた。横で婆さんはまだ不満そうにブツブツ言っていたが、息子が急かし玄関に向かって歩き出した。

険しい顔したおばあさん。。。

その後、あたり一帯にチラシを投函した。
今日の話で、一定の理解を得られていれば良いが、こちらも場所を変えたりしながら餌付けをする必要がある。

会社の同僚たちは、猫は好きでも嫌いでもない。いわゆる普通派。それでもTNRについては一定の理解をしている。こういう普通派の人たちに理解してもらうことが一番大事だ。
だからチラシの投函やご近所付き合いはとても大事だ。