
2016年08月09日 (火) | 編集 |
もう15年以上、猫活動に関わっているけど、
日本全国47都道府県の、一体どの県のどの市のどの地区で、
住民を主体とした飼い主のいない猫の継続的な活動ができているんだろうと考える。
いまだに、どの場所に行っても、ノラ猫だらけ。
自分の家の周辺、相談者の家の周辺。仲間の家の周辺。片っ端から手術をしたとしても、
その人達がその土地からいなくなったら、一体どうなるのか?
また増えたネコ達の手術や啓発を、誰が一から始めるのだろうか?
ほとんどの人達は、今の現状と同じように、見てみないふりをするんではないかと思う。
これまで地域猫活動が進んでいた。と思われた場所も
10年も経つと、また猫が増えてる。時の経過とともに、人の移動もあるし、住民が高齢化すれば、若いときのように
サクサク、手術もできなくなる。
そういう話を聞くと、
従来通りのやり方のどこかがおかしい。と思えてくる。たぶん、やり方に無理があるのだと思う。
手術による倫理的な方法で、本当にノラ猫を減らしてゆきたいのか、従来どおり殺処分を継続してゆきたいのか。
愛護センターに迷いなく、本来の目的「殺処分ゼロ」に向かわせるには、
法律で「殺処分禁止」をするしか方法はないと思う。
禁止になれば、行政は嫌でも、地域ぐるみで手術をし面倒をみてゆくという唯一の方法を積極的に住民に説き、
住民が主体になってやれるよう、今よりは熱心に支援していく気がする。それでもやらなければ成す術がない気がする。
あるいは高齢者が圧倒的に多いエリアなら、行政職員が実際に捕獲し手術をすればいい。
住民はリリースされたネコ達の世話だけをし、新たに入ってきた猫の手術だけをすればいい。
そうしない限り、2020年オリンピックの年までに「殺処分ゼロ」という目標なんてクリアできると思えない。
原発を禁止にしないから、それに代わる新しい技術が開発されない。それに似ている気がする。
豊田市だけは、ひょっとしたら、こんな法律が無くても、ノラ猫ゼロになる日が近いうちにやってくるかもしれない。
戸建ても、マンションも比較的トイレ設置に理解があり、区長の理解も取りやすく、今年に入って、302地区の内の延べ72区で
住民を主体とした地域猫活動が行われているらしい。
愛護センターに住民から相談があると、職員がある程度までお膳立てをし、
その後、豊田地域猫に連絡が入る。スタッフが現場に行きサポートする。
地域猫の手術を無償で受けるためには、
チラシを町内に回覧したりトイレの設置が条件になる。
チラシの回覧はほとんどの区長がOKし、マンションの管理会社もトイレ設置の同意をしてくれるそうである。
地域性なのかもしれない。名古屋じゃちょっと考えにくい。
手術は無償で行われ、地域の理解の下、世話が継続される。
10年前は、信じられないほど遅れていた豊田市。
今では群を抜いて成功している。ひょっとしたら日本で一番成功している市かもしれない。
ボランティアは、保護猫の譲渡に力を入れる傾向が強い。不本意でもそういう方向に流されやすい。
豊田は窓口が一つという点も成功に大きく関係していると思うが、習うべき点が多いと思う。
日本全国47都道府県の、一体どの県のどの市のどの地区で、
住民を主体とした飼い主のいない猫の継続的な活動ができているんだろうと考える。
いまだに、どの場所に行っても、ノラ猫だらけ。
自分の家の周辺、相談者の家の周辺。仲間の家の周辺。片っ端から手術をしたとしても、
その人達がその土地からいなくなったら、一体どうなるのか?
また増えたネコ達の手術や啓発を、誰が一から始めるのだろうか?
ほとんどの人達は、今の現状と同じように、見てみないふりをするんではないかと思う。
これまで地域猫活動が進んでいた。と思われた場所も
10年も経つと、また猫が増えてる。時の経過とともに、人の移動もあるし、住民が高齢化すれば、若いときのように
サクサク、手術もできなくなる。
そういう話を聞くと、
従来通りのやり方のどこかがおかしい。と思えてくる。たぶん、やり方に無理があるのだと思う。
手術による倫理的な方法で、本当にノラ猫を減らしてゆきたいのか、従来どおり殺処分を継続してゆきたいのか。
愛護センターに迷いなく、本来の目的「殺処分ゼロ」に向かわせるには、
法律で「殺処分禁止」をするしか方法はないと思う。
禁止になれば、行政は嫌でも、地域ぐるみで手術をし面倒をみてゆくという唯一の方法を積極的に住民に説き、
住民が主体になってやれるよう、今よりは熱心に支援していく気がする。それでもやらなければ成す術がない気がする。
あるいは高齢者が圧倒的に多いエリアなら、行政職員が実際に捕獲し手術をすればいい。
住民はリリースされたネコ達の世話だけをし、新たに入ってきた猫の手術だけをすればいい。
そうしない限り、2020年オリンピックの年までに「殺処分ゼロ」という目標なんてクリアできると思えない。
原発を禁止にしないから、それに代わる新しい技術が開発されない。それに似ている気がする。
豊田市だけは、ひょっとしたら、こんな法律が無くても、ノラ猫ゼロになる日が近いうちにやってくるかもしれない。
戸建ても、マンションも比較的トイレ設置に理解があり、区長の理解も取りやすく、今年に入って、302地区の内の延べ72区で
住民を主体とした地域猫活動が行われているらしい。
愛護センターに住民から相談があると、職員がある程度までお膳立てをし、
その後、豊田地域猫に連絡が入る。スタッフが現場に行きサポートする。
地域猫の手術を無償で受けるためには、
チラシを町内に回覧したりトイレの設置が条件になる。
チラシの回覧はほとんどの区長がOKし、マンションの管理会社もトイレ設置の同意をしてくれるそうである。
地域性なのかもしれない。名古屋じゃちょっと考えにくい。
手術は無償で行われ、地域の理解の下、世話が継続される。
10年前は、信じられないほど遅れていた豊田市。
今では群を抜いて成功している。ひょっとしたら日本で一番成功している市かもしれない。
ボランティアは、保護猫の譲渡に力を入れる傾向が強い。不本意でもそういう方向に流されやすい。
豊田は窓口が一つという点も成功に大きく関係していると思うが、習うべき点が多いと思う。

2016年05月22日 (日) | 編集 |
今日、ようやく相談のあった東区の相談者のお宅に行けました。
そのお宅から近くに住む仲間のBさんにも声をかけ、Mさんと私と3人で行くことに。
小柄なお婆ちゃんが出迎えてくれました。
さっそく中庭に行くと、成猫たちがウロウロ。
産後まもない雌猫も、手術していない雄猫も、みな小柄で痩せ気味。
まだ保護されていない仔猫たちは、親から離しても大丈夫な大きさだったので、
まず先に親猫を2匹確保。雌の三毛と、雄の黒猫。
明日不妊手術。
成猫はあと4匹くらいかしら?
乳飲み子は親子で保護し、生後1ヶ月ほどの仔猫2匹を残して全て保護完了。

<乳飲み子とお母さん猫、お母さん猫もとても若そう。。>
残りの仔猫を全部保護したかったけど、実際に現場に
行ってみると、ん~、、難しい感じ。
隠れるところ星の数ほど。。ありそう。。参った。

<この三毛ちゃんは保護成功。明日手術>
まだ保護できていない仔猫2匹の内の1匹は具合が悪いそう。
ひょっとしたら保護できないかもしれない。
MさんとBさんに必要な器材を取りに行ってもらってる間、
今年90歳になる小柄なお婆ちゃんと2人きりに。
「お婆ちゃん、紐ありますか?」とたずねると、
紐を探してきてくれた。
「お婆ちゃん、いらない紙ないかしら?」と言うと、
紙を探してきてくれた。
自分の車で来ないと、忘れ物が多い。
頼むといそいそ持ってきてくれるお婆ちゃんを見ながら、
90歳になったときに、自分はこんな風に動けるんだろうかと考えた。
あっそっか、そんな心配はご無用。
きっと90まで生きてない。
科学調味料で育ってる年代だから。
以前生命保険のおばちゃんが言ってたっけ。
。。。そんなことを考えていると、
「小さいの、皆持って行ってくれてありがとうございます。
うちなんかにいるより、みんな幸せになってくれるといいです。」とお婆ちゃん。
「。。みんないいところに行ってくれるといいけんだけど」と私。
「。。娘が叱るんです。猫のことで。。」「餌あげちゃいけないって」
「喧嘩してから口もきいてくれなくて」
「。。そうなんですね。」と私。
お婆ちゃんの台所には、色々な猫餌が並んでいた。
餌をあげるのが楽しみの一つに違いない。
こんな高齢の小柄なお婆ちゃんを叱るのは可哀想だ。
身内だから言えるのね。
でも娘さんも言い過ぎて悪かったと思っているに違いない。
私も親に対してそう思うときがよくある。
「餌は継続してあげて下さい。手術するからもう増えないし。」
「ただ、ずっと置きっぱなしにしないで、猫が来たらあげて
食べたら下げてください。不衛生だから」と言うと、
お婆ちゃんの目が嬉しそうにまん丸になった。
「その日、餌を食べに来ない子がいても、その猫は別の場所で餌を貰ったと思ってください」
と言うと、
「そうですね。そうします」とお婆ちゃんの口元がほころんだ。
MさんとBさんが戻ってきたころ、相談者の娘さんもやってきた。
保護した三毛猫や、乳飲み子と母猫をBさんたちと親子ごとケージに移したり、
直射日光があたらないように工夫したり、皆結構汗をかいた。
娘さんに今後の手順を説明した後、
「じゃあ帰りますね。」と言ってMさんとBさんと連れ立って帰ろうとすると、
お婆ちゃんが疲れが吹っ飛ぶ冗談を真顔で囁いた。
「三毛ちゃん鳴いたら可哀想だから放してあげるの?」と小声で、そして真顔で、
おそらく娘さんに問いかけたお婆ちゃん。
。。。エッ?
面白すぎる。。
(一気に汗)
かばんを持って立ち去ろうとしていた私は、180度向きを変え、お婆ちゃんに向かって
「お婆ちゃん、猫、今晩放しちゃうと、今日私たちがかいた汗、全部意味なくなっちゃう」
と言うと、また目を丸くするお婆ちゃん。
このお婆ちゃん相当面白い。笑いを堪え、今日はひとまず退散。


今日保護できたチビ2匹。

今日はノミ取りと、風邪薬を飲ませ、明日以後、駆虫しよーね。
一足先に保護されたHさん宅にいる猫たちは、下痢も無く順調に風邪も回復しつつある。

そのお宅から近くに住む仲間のBさんにも声をかけ、Mさんと私と3人で行くことに。
小柄なお婆ちゃんが出迎えてくれました。
さっそく中庭に行くと、成猫たちがウロウロ。
産後まもない雌猫も、手術していない雄猫も、みな小柄で痩せ気味。
まだ保護されていない仔猫たちは、親から離しても大丈夫な大きさだったので、
まず先に親猫を2匹確保。雌の三毛と、雄の黒猫。
明日不妊手術。
成猫はあと4匹くらいかしら?
乳飲み子は親子で保護し、生後1ヶ月ほどの仔猫2匹を残して全て保護完了。

<乳飲み子とお母さん猫、お母さん猫もとても若そう。。>
残りの仔猫を全部保護したかったけど、実際に現場に
行ってみると、ん~、、難しい感じ。
隠れるところ星の数ほど。。ありそう。。参った。

<この三毛ちゃんは保護成功。明日手術>
まだ保護できていない仔猫2匹の内の1匹は具合が悪いそう。
ひょっとしたら保護できないかもしれない。
MさんとBさんに必要な器材を取りに行ってもらってる間、
今年90歳になる小柄なお婆ちゃんと2人きりに。
「お婆ちゃん、紐ありますか?」とたずねると、
紐を探してきてくれた。
「お婆ちゃん、いらない紙ないかしら?」と言うと、
紙を探してきてくれた。
自分の車で来ないと、忘れ物が多い。
頼むといそいそ持ってきてくれるお婆ちゃんを見ながら、
90歳になったときに、自分はこんな風に動けるんだろうかと考えた。
あっそっか、そんな心配はご無用。
きっと90まで生きてない。
科学調味料で育ってる年代だから。
以前生命保険のおばちゃんが言ってたっけ。
。。。そんなことを考えていると、
「小さいの、皆持って行ってくれてありがとうございます。
うちなんかにいるより、みんな幸せになってくれるといいです。」とお婆ちゃん。
「。。みんないいところに行ってくれるといいけんだけど」と私。
「。。娘が叱るんです。猫のことで。。」「餌あげちゃいけないって」
「喧嘩してから口もきいてくれなくて」
「。。そうなんですね。」と私。
お婆ちゃんの台所には、色々な猫餌が並んでいた。
餌をあげるのが楽しみの一つに違いない。
こんな高齢の小柄なお婆ちゃんを叱るのは可哀想だ。
身内だから言えるのね。
でも娘さんも言い過ぎて悪かったと思っているに違いない。
私も親に対してそう思うときがよくある。
「餌は継続してあげて下さい。手術するからもう増えないし。」
「ただ、ずっと置きっぱなしにしないで、猫が来たらあげて
食べたら下げてください。不衛生だから」と言うと、
お婆ちゃんの目が嬉しそうにまん丸になった。
「その日、餌を食べに来ない子がいても、その猫は別の場所で餌を貰ったと思ってください」
と言うと、
「そうですね。そうします」とお婆ちゃんの口元がほころんだ。
MさんとBさんが戻ってきたころ、相談者の娘さんもやってきた。
保護した三毛猫や、乳飲み子と母猫をBさんたちと親子ごとケージに移したり、
直射日光があたらないように工夫したり、皆結構汗をかいた。
娘さんに今後の手順を説明した後、
「じゃあ帰りますね。」と言ってMさんとBさんと連れ立って帰ろうとすると、
お婆ちゃんが疲れが吹っ飛ぶ冗談を真顔で囁いた。
「三毛ちゃん鳴いたら可哀想だから放してあげるの?」と小声で、そして真顔で、
おそらく娘さんに問いかけたお婆ちゃん。
。。。エッ?
面白すぎる。。

かばんを持って立ち去ろうとしていた私は、180度向きを変え、お婆ちゃんに向かって
「お婆ちゃん、猫、今晩放しちゃうと、今日私たちがかいた汗、全部意味なくなっちゃう」
と言うと、また目を丸くするお婆ちゃん。
このお婆ちゃん相当面白い。笑いを堪え、今日はひとまず退散。


今日保護できたチビ2匹。

今日はノミ取りと、風邪薬を飲ませ、明日以後、駆虫しよーね。
一足先に保護されたHさん宅にいる猫たちは、下痢も無く順調に風邪も回復しつつある。


2016年05月11日 (水) | 編集 |
和やかキャットサポート事業が発足されてから、4年ほど経過したのか、
ようやくボチボチ、仲間の中からサポーターになる人が増えてきた。
サポーターは年間5匹まで、手術の助成金が市からもらえる。
ただ、大抵の現場は5匹ポッチじゃ収まらない所がほとんど。
だからその上の、「見守り地域」に昇格できないと、結局、6匹目からの手術費用が持ち出しになる。
但し、見守り地域になるには、町内会の承諾が必要。これが一番厄介な壁になっている。
そんな活動認めたらノラ猫に餌あげていいってことになるでしょ?殺せばいいのよ。と言う高齢者の多いこと。
家畜を食べるだけでは飽き足らない爺さん婆さん。
そしてこういう人達は揃って人の話など聞かない。
聞きたくないことは聞きたくない。みたいだ。
説明に行く保健所職員達も高齢者がネックになっていると感じているに違いない。
日常のおかしな事件がこういうエゴイステックな高齢者の考えをよく反映している気がする。
もちろん、生き物を可愛がり一生懸命手術をしている高齢者も知っている。
そういう人は大抵静かで、慈愛に満ちた目をしてる。これって世界共通の気がする。
ところで、
市からのノラ猫への手術の助成金が今年になって雌は1匹3万円となった。
つまり、雌を一匹、3万円以下で手術してくれる先生なら、費用がいらないということ。ただし手術だけ。
ノミ駆除やワクチンには別途費用がかかり、これも持ち出しになる。
そして、獣医師会に入っている先生で、協力してもいいと手を上げている獣医さんしか使えない。
これまでも今も世話になっている獣医師会に入っていない低料金で手術してくれる先生たちには、この助成金は使えない。
その先生たちの雌の手術費用はだいたい1万円と少し。この料金はワクチンも含めてである。
驚いたことに、3万円の助成金を支払ってもまだ、2万円ください。という協力病院もあるらしい。
つまり、避妊手術が1匹、5万円ということになる。
どういう違いからここまでの費用の差があるのか見当もつかないけど、
それほど料金の高いところはやはり皆自然に行かなくなり、仲間内ではそういう情報も共有され
一層敬遠されがちになる。
ノラちゃんは、いつ捕まえられるかわからないことが多い。フラッと現れたそのときに保護するほうが
大抵後になって後悔しない。一度スルーすると、そう簡単に再び会えず、保護できず、時期が時期なら(発情期)かなりあせることになる。
捕まったその時に電話をして明日手術いいですよ。と臨機応変に対応してくれる先生は、私達にとってはとても有難い。
*******************************
5月14日に譲渡会に参加する トラミちゃん。最近撮った一枚をご紹介。

寂しがり屋なのに、一根性持ってそうな顔つきのトラミ。可愛いニャ。
まだ譲渡会参加はしない、チビの緑ちゃん。緑区で保護したから緑ちゃんになったらしい。。

鳴かせて脱腸にならないかしらん。ちょっと心配。どう見ても、サビちゃんですね。
でもまだ幼獣。。
ようやくボチボチ、仲間の中からサポーターになる人が増えてきた。
サポーターは年間5匹まで、手術の助成金が市からもらえる。
ただ、大抵の現場は5匹ポッチじゃ収まらない所がほとんど。
だからその上の、「見守り地域」に昇格できないと、結局、6匹目からの手術費用が持ち出しになる。
但し、見守り地域になるには、町内会の承諾が必要。これが一番厄介な壁になっている。
そんな活動認めたらノラ猫に餌あげていいってことになるでしょ?殺せばいいのよ。と言う高齢者の多いこと。
家畜を食べるだけでは飽き足らない爺さん婆さん。
そしてこういう人達は揃って人の話など聞かない。
聞きたくないことは聞きたくない。みたいだ。
説明に行く保健所職員達も高齢者がネックになっていると感じているに違いない。
日常のおかしな事件がこういうエゴイステックな高齢者の考えをよく反映している気がする。
もちろん、生き物を可愛がり一生懸命手術をしている高齢者も知っている。
そういう人は大抵静かで、慈愛に満ちた目をしてる。これって世界共通の気がする。
ところで、
市からのノラ猫への手術の助成金が今年になって雌は1匹3万円となった。
つまり、雌を一匹、3万円以下で手術してくれる先生なら、費用がいらないということ。ただし手術だけ。
ノミ駆除やワクチンには別途費用がかかり、これも持ち出しになる。
そして、獣医師会に入っている先生で、協力してもいいと手を上げている獣医さんしか使えない。
これまでも今も世話になっている獣医師会に入っていない低料金で手術してくれる先生たちには、この助成金は使えない。
その先生たちの雌の手術費用はだいたい1万円と少し。この料金はワクチンも含めてである。
驚いたことに、3万円の助成金を支払ってもまだ、2万円ください。という協力病院もあるらしい。
つまり、避妊手術が1匹、5万円ということになる。
どういう違いからここまでの費用の差があるのか見当もつかないけど、
それほど料金の高いところはやはり皆自然に行かなくなり、仲間内ではそういう情報も共有され
一層敬遠されがちになる。
ノラちゃんは、いつ捕まえられるかわからないことが多い。フラッと現れたそのときに保護するほうが
大抵後になって後悔しない。一度スルーすると、そう簡単に再び会えず、保護できず、時期が時期なら(発情期)かなりあせることになる。
捕まったその時に電話をして明日手術いいですよ。と臨機応変に対応してくれる先生は、私達にとってはとても有難い。
*******************************
5月14日に譲渡会に参加する トラミちゃん。最近撮った一枚をご紹介。

寂しがり屋なのに、一根性持ってそうな顔つきのトラミ。可愛いニャ。
まだ譲渡会参加はしない、チビの緑ちゃん。緑区で保護したから緑ちゃんになったらしい。。

鳴かせて脱腸にならないかしらん。ちょっと心配。どう見ても、サビちゃんですね。
でもまだ幼獣。。

2016年03月29日 (火) | 編集 |
どこのエリアもノラ猫対策に 四苦八苦 している様子。
和歌山県が条例でえさやり禁止をするとか。たま駅長も条例できた後に生まれてたら、駅長にもなれず
死んじゃってたかもね。電鉄も廃線だったのかな。
どういう種類のえさやりを禁止か、紙の上でしか読んでないので、
イマイチ理解できないが、この条例で猫の数は減るのだろうか?餌を与えず弱らせて死なせるのも
目的を達成するための1つの方法かもしれない。だとしたら、怖い世の中である。
もし「xxできない場合は、えさやり禁止、罰金刑です。」が、
猫嫌いからの行政職員に対する風当たり回避目的ではなく、
ほんとうに共生とか、殺処分頭数を減らすため、という大義なら
えさやりをする人がいようがいなかろうが、猫の数を減らしたいなら、えさやり云々から切り離し、
町中の猫全部の手術を義務化すればいいと思う。
そして持ち込まれても殺さないことである。
手術は、個人への義務化ではなく、町内への義務とすればよいと思う。
どうも「えさやり禁止」という文句だけを取ると、
生き物を不憫に思う人たちだけに、猫問題の解決を押し付けているような気がしてならない。
餌をあげてもよしとするは、
1, 去勢不妊手術、
2, 糞の始末、
3, 周囲の理解を得ること。が条件になっているようだけど、
まず1番、猫の数が少なければお金は何とかなるかもしれない。でも10匹いたら月賦でしますか?
2番と3番の条件をクリアするのも難しい。たとえ3番をクリアしても、集合住宅ではトイレも置けない。
人の庭に入って糞を捜し歩くのもそう簡単ではない。
トイレの設置ができるのは戸建ての家だけだろうし、周囲の理解は運に左右される気がする。
そもそもこの条件は、誰に向かって言っているのか?
餌やりをしている人、これからする人だけに避妊手術をさせる意図があるのだろうか?
餌をあげて面倒をみている人達だけにノラ猫の
手術を押し付ければ解決すると思っているんだろうか?
捨てた人は?文句だけ言ってる人は?関心ない人は?
この人達は努力の効果だけ甘んじていればそれでよい?
とりあえず、コップから水がこぼれない程度に猫が繁殖しなければ良い?
たとえば、近所に猫がなんだと、目の敵にしている、耳を貸そうともしない人達と、
そういう隣人から何か言われるのを恐れて協力できない人達の中で(実際こういう人が非常に多い)、
武装してでも猫のために闘える人はそうはいない。
皆、仕事で忙しくて、関わりたくない。
仮にいたとしても、そういう人達だけに負担を強いるのは、
行政の甘えだと思う。
彼らは率先して啓発活動をするべきである。
上から言われているから目標だけは掲げる。
結果が出したいなら汗をかき、猫嫌いで虐待もやってのける狂ったお爺さんから怒鳴られようが、動かないと駄目だ。
民間企業ならそうする。
公僕なら、尚更のはず。ところが、狂った爺さんが怖くて黙らせたいがために、
私費を使って黙々とTNRしている女性たちに逆切れしていた職員を知っている。
「餌さえ与えなければ解決するんです」と意味不明なことを繰り返し話していた。
名古屋市中区の職員である。
彼らは率先して啓発活動をするべきである。
地域猫活動の効果やこの方法を取るべき理由を町内の人達に何回も繰り返し説明するべきである。
それをするような行政なら
手を上げる住民が増えてくると思うが、
行政自ら実際に猫問題の深刻なエリアに行って住民に啓発しています なんて聞いたことがない。
寝耳に水どころか、寝耳にウンチである。
私たちの経験から言わせて貰えば、
罰金刑が該当するのは、
自分の勝手な都合で公園に捨ててゆく元飼い主、
自分の猫を去勢避妊もせずに外中自由にさせている飼い主、
繁殖だけさせ、不要になれば餓死させる悪質ブリーダー、
そこから買い取ってガラスケースに入れて販売している小売店、
手術を異常に恐れる手術反対の頑ななえさやりと、
仔猫の時期だけ家の中にいれて可愛がり、大きくなれば外に追い出すふざけた餌やりさん、
熱心に手術を繰り返しながら世話をしている人に対して一方的に罵倒し、夜な夜な公園をうろつき、自分の憂さ晴らしに
人馴れした猫を殺しているような町内会長のお爺さん
そういうお爺さんを庇護する本末転倒で頭の中がショートしまくっている保健所職員
だけだと思う。
和歌山県が条例でえさやり禁止をするとか。たま駅長も条例できた後に生まれてたら、駅長にもなれず
死んじゃってたかもね。電鉄も廃線だったのかな。
どういう種類のえさやりを禁止か、紙の上でしか読んでないので、
イマイチ理解できないが、この条例で猫の数は減るのだろうか?餌を与えず弱らせて死なせるのも
目的を達成するための1つの方法かもしれない。だとしたら、怖い世の中である。
もし「xxできない場合は、えさやり禁止、罰金刑です。」が、
猫嫌いからの行政職員に対する風当たり回避目的ではなく、
ほんとうに共生とか、殺処分頭数を減らすため、という大義なら
えさやりをする人がいようがいなかろうが、猫の数を減らしたいなら、えさやり云々から切り離し、
町中の猫全部の手術を義務化すればいいと思う。
そして持ち込まれても殺さないことである。
手術は、個人への義務化ではなく、町内への義務とすればよいと思う。
どうも「えさやり禁止」という文句だけを取ると、
生き物を不憫に思う人たちだけに、猫問題の解決を押し付けているような気がしてならない。
餌をあげてもよしとするは、
1, 去勢不妊手術、
2, 糞の始末、
3, 周囲の理解を得ること。が条件になっているようだけど、
まず1番、猫の数が少なければお金は何とかなるかもしれない。でも10匹いたら月賦でしますか?
2番と3番の条件をクリアするのも難しい。たとえ3番をクリアしても、集合住宅ではトイレも置けない。
人の庭に入って糞を捜し歩くのもそう簡単ではない。
トイレの設置ができるのは戸建ての家だけだろうし、周囲の理解は運に左右される気がする。
そもそもこの条件は、誰に向かって言っているのか?
餌やりをしている人、これからする人だけに避妊手術をさせる意図があるのだろうか?
餌をあげて面倒をみている人達だけにノラ猫の
手術を押し付ければ解決すると思っているんだろうか?
捨てた人は?文句だけ言ってる人は?関心ない人は?
この人達は努力の効果だけ甘んじていればそれでよい?
とりあえず、コップから水がこぼれない程度に猫が繁殖しなければ良い?
たとえば、近所に猫がなんだと、目の敵にしている、耳を貸そうともしない人達と、
そういう隣人から何か言われるのを恐れて協力できない人達の中で(実際こういう人が非常に多い)、
武装してでも猫のために闘える人はそうはいない。
皆、仕事で忙しくて、関わりたくない。
仮にいたとしても、そういう人達だけに負担を強いるのは、
行政の甘えだと思う。
彼らは率先して啓発活動をするべきである。
上から言われているから目標だけは掲げる。
結果が出したいなら汗をかき、猫嫌いで虐待もやってのける狂ったお爺さんから怒鳴られようが、動かないと駄目だ。
民間企業ならそうする。
公僕なら、尚更のはず。ところが、狂った爺さんが怖くて黙らせたいがために、
私費を使って黙々とTNRしている女性たちに逆切れしていた職員を知っている。
「餌さえ与えなければ解決するんです」と意味不明なことを繰り返し話していた。
名古屋市中区の職員である。
彼らは率先して啓発活動をするべきである。
地域猫活動の効果やこの方法を取るべき理由を町内の人達に何回も繰り返し説明するべきである。
それをするような行政なら
手を上げる住民が増えてくると思うが、
行政自ら実際に猫問題の深刻なエリアに行って住民に啓発しています なんて聞いたことがない。
寝耳に水どころか、寝耳にウンチである。
私たちの経験から言わせて貰えば、
罰金刑が該当するのは、
自分の勝手な都合で公園に捨ててゆく元飼い主、
自分の猫を去勢避妊もせずに外中自由にさせている飼い主、
繁殖だけさせ、不要になれば餓死させる悪質ブリーダー、
そこから買い取ってガラスケースに入れて販売している小売店、
手術を異常に恐れる手術反対の頑ななえさやりと、
仔猫の時期だけ家の中にいれて可愛がり、大きくなれば外に追い出すふざけた餌やりさん、
熱心に手術を繰り返しながら世話をしている人に対して一方的に罵倒し、夜な夜な公園をうろつき、自分の憂さ晴らしに
人馴れした猫を殺しているような町内会長のお爺さん
そういうお爺さんを庇護する本末転倒で頭の中がショートしまくっている保健所職員
だけだと思う。

2016年01月18日 (月) | 編集 |
鼻筋こと、ハナちゃんが先週しばらく姿を見せなかったとき、
6年ほど前に手術や餌やりの理解を取り付けたく、
ピンポンした家に、6年ぶりに出向いた。気乗りしない再訪問だったけど、
仕方ない。ハナちゃんはその家から時々出てくることがあったから。
話さないと何も手がかりが出てこないし。
6年ぶりに行くと、また同じおばあさんが出てきてくれた。
年をとり、以前より一回り小さく見えた。
こちらの用件で出向いたのに、お婆さん、私たちの前に姿を現すと
身内の話から、最近の事件の話まで、
一気に全身を使って話し出した。
とりつくしまなし。状態。
一緒に行ったMさんもあっけにとられ。
しばらく観察した後、
とにかく気が済むまで
聞き手になるしかないと腹を決めた。
ようやく話が途切れそうになったので、
すかさず、猫の話を振ると、
「白い猫が、この間大喧嘩して、毛がそこらじゅうに待ってたのよ!」と
両手を使って、説明する。
「メスで発情期が来たのよ」とお婆さん。
「あの子はオスで、手術終わっていて、印に耳の先にカットしてあります」と
やっとのことで言うと、
「そんなの見えるわけないわ。」
「でもほんとにオスなの?」とお婆さん。
「はい。オスです。白雪姫みたいに可愛いけど、オスです」と私。
確かに。。高齢者に耳カットは見えないに違いない。
そのままの流れで、鼻筋のことを聞こうとすると、
今度は、岐阜の身内の話に。。
その後は、センターから処分されそうになっていた犬を引き取った誰かの話。。
「あ~。。」
その後は、若年層の犯罪の話。。
「世の中おかしすぎる」と言って涙ぐむお婆さん。
「。。おかしいですよね、ほんとに」このときはMさんと率直な感想を。
終盤に入り、猫にお弁当をあげる人の話になった。
その頃には、私も力尽き、
「片付けないといけないですね。でも、猫も食べないと生きられないんですよ」と言うと、
おしゃべりだったお婆さんの口が急にピタリと止まった。。
??
私の目をじっと覗き込み、目がみうみるうちに赤くなり、
「。。ほんとに、そうだわな。わし、、猫きらいじゃないんだわ」と涙ぐむ。
戦後、きっとひもじい思いを体験したお婆さん。80代後半かなあ。
結局、30分以上の立ち話の間、肝心の鼻筋の話は10秒足らず。
明日になったら今日話したこと忘れちゃうかな、お婆さん。。と思いながら
お婆さんとさよならした。
猫のおかげで、いろんな人と話す機会にめぐまれる。
この際楽しまないと、続かない。です。
6年ほど前に手術や餌やりの理解を取り付けたく、
ピンポンした家に、6年ぶりに出向いた。気乗りしない再訪問だったけど、
仕方ない。ハナちゃんはその家から時々出てくることがあったから。
話さないと何も手がかりが出てこないし。
6年ぶりに行くと、また同じおばあさんが出てきてくれた。
年をとり、以前より一回り小さく見えた。
こちらの用件で出向いたのに、お婆さん、私たちの前に姿を現すと
身内の話から、最近の事件の話まで、
一気に全身を使って話し出した。
とりつくしまなし。状態。
一緒に行ったMさんもあっけにとられ。
しばらく観察した後、
とにかく気が済むまで
聞き手になるしかないと腹を決めた。
ようやく話が途切れそうになったので、
すかさず、猫の話を振ると、
「白い猫が、この間大喧嘩して、毛がそこらじゅうに待ってたのよ!」と
両手を使って、説明する。
「メスで発情期が来たのよ」とお婆さん。
「あの子はオスで、手術終わっていて、印に耳の先にカットしてあります」と
やっとのことで言うと、
「そんなの見えるわけないわ。」
「でもほんとにオスなの?」とお婆さん。
「はい。オスです。白雪姫みたいに可愛いけど、オスです」と私。
確かに。。高齢者に耳カットは見えないに違いない。
そのままの流れで、鼻筋のことを聞こうとすると、
今度は、岐阜の身内の話に。。

その後は、センターから処分されそうになっていた犬を引き取った誰かの話。。
「あ~。。」
その後は、若年層の犯罪の話。。
「世の中おかしすぎる」と言って涙ぐむお婆さん。
「。。おかしいですよね、ほんとに」このときはMさんと率直な感想を。
終盤に入り、猫にお弁当をあげる人の話になった。
その頃には、私も力尽き、
「片付けないといけないですね。でも、猫も食べないと生きられないんですよ」と言うと、
おしゃべりだったお婆さんの口が急にピタリと止まった。。
??
私の目をじっと覗き込み、目がみうみるうちに赤くなり、
「。。ほんとに、そうだわな。わし、、猫きらいじゃないんだわ」と涙ぐむ。
戦後、きっとひもじい思いを体験したお婆さん。80代後半かなあ。
結局、30分以上の立ち話の間、肝心の鼻筋の話は10秒足らず。
明日になったら今日話したこと忘れちゃうかな、お婆さん。。と思いながら
お婆さんとさよならした。
猫のおかげで、いろんな人と話す機会にめぐまれる。
この際楽しまないと、続かない。です。