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人間社会で翻弄する動物の視点から色々綴っています。
 参院選 くしだ誠一、明治以来から続く、「動物はモノ」という民法を変えたい。
2022年07月01日 (金) | 編集 |
とうとう、40度。。。元気がなくなります。
木がどんどん伐採されるから、気温が上がるのは自然なことです。

こんな猛暑の中、
維新から立候補する、「くしだ誠一」さんの街宣の応援に行きます。(倒れなきゃいいけど。。。)
どうして維新?と思いますが、同じ党の中にも抵抗勢力はいるんだそうです。彼はその一人のようです。

この方、動物愛護に非常に関心が高く、これ一本で国会議員にのぞまれます。(そこがすごい)
本当の弱者を思いやれる人こそ、日本社会の質の底上げをしてくる気がしています。

犬猫殺処分ゼロだけでなく、
サーカスに使われている動物や、小さな檻の中にずっと死ぬまで入れられている動物や、
イルカショーのために捕獲され殺されるイルカや、くしださん、さまざまな物言えぬ動物たちの
ことを考えてくださっています。こんな議員はいないと思います。票が集まればなんとなく犬猫と言いだす議員は多いけど、ちょっと違います。

以前、お会いした時、族議員について訊ねると、「社会悪だと思います」と即答されていらっしゃいました。
長年政治家をすると、利権がどうしても水垢のように蓄積されてくるのだと思います。利権が捨てられない。
弱い人間は、最初の志が消えるんです。
そんな政治家は特に与党にはたくさんいる気がします。政治家も最長何年までと法律で決めた方がいいとも思えます。

明日の土曜日7月2日、金山15:00~、名古屋駅17:00~ 栄18:00~ での、くしださんの街宣があります。
私も応援に行くつもりです。kushida2.jpg

明治以来から続く、「動物はモノ」という民法の一文を変えられれば、日本の動物の扱われ方が見直され、良い方向に舵が大きく切られると確信します。

くしだ誠一氏を応援しています。
kusida.jpg






 動物取扱責任者 研修に思うこと
2021年03月16日 (火) | 編集 |
毎年、名古屋市が主催する動物取扱責任者の研修会があります。
おもに、犬猫を販売する関係者が集まる場の様ですが、
私にとっては、年に一度、愛護センターの直近の活動の進捗と今後の展開を聞く場となりました。

職員の投影するスライドを熱心にスマホに収める人もいれば、いびきをかいて寝ている人、長髪の男の人など、
毎年いろんな人が会場を埋めます。

法律の改正についての説明がありました。
パブリックコメントを反映したものだと聞きました。

その中で、記憶に残ったのが、
犬も猫も繁殖は6歳まで。
犬に関しては6歳まで6回出産OK。猫に関しては回数の規定の説明はなし。
犬の管理は一人の従業員ごとに、最大20匹。繁殖犬の場合は15匹まで。
猫の管理は一人の従業員ごとに、最大30匹、繁殖猫は25匹まで。
令和6年の6月から実施されるそうです。それまでに業者は徐々に、法律に準拠できるよう準備をするそうです。

そのほかにも、犬猫を保護するスペースのこと、1日、3時間以上の運動、新鮮な水を与えることなど、
細かい規則の説明を聞きながら、、、
当たり前のようなことを規則化し、その規則を少しずつ改正する必要があり、
その改正のために、全国の有志の人たちが継続的に国に声を届けました。

犬猫を大切に扱う人たちだけが繁殖をするようになれば、こういった規則もそれほど、重要にはならなくなる。。のでしょう。
でもそうじゃないから、必要。そしてペットショップでの生体販売は廃止になりそうにありません。

名古屋市の猫の殺処分はまだゼロにならないそうです。
昨年は約80頭が処分されたそうです。
攻撃的な猫だという理由で処分された猫もいたそうですが、それってどういう意味なんだろうと、思ったわけです。
うちには、飼い主にも攻撃的で姿を見せない家庭内野良が普通にいます。
でも、みんな可愛いです。
どんな思いで殺されたんだろうと思うと、ただ可哀そうと。思うわけです。

保護施設を増やし保護するスペースを増やし、譲渡数を増やすことを計画中と聞きました。
クラウドファンディングや、ふるさと納税で資金が集まっているようです。
でも、譲渡以上に行政に力をいれてもらいたいことは、一般の人たちへの地域猫活動の啓発です。
しかしながら毎年、地域猫活動の話はさっぱりと、記憶に残らない程度で終わります。
地域猫の活動は、一代限りで終わってゆく野良猫の生きる権利を確立する活動です。

名東区の公園でまた、虐待事件がありました。
この時期、いつもどこかで起こる事件。公園の猫は、手術の助成金が受けられません。
こういう矛盾もいつまで続くのかと思います。
地域猫活動が堂々とできるようになれば、こんな事件も減ってゆくと思うわけです。




 奄美大島の猫駆除 のねこは行政が勝手にもうけた駆除の言い訳
2019年08月26日 (月) | 編集 |
のねこ という名目で、奄美大島の猫の駆除を行政が進めてるという話ですが、おかしい。。。
だったら、日本中、のねこだらけじゃないでしょうか?

「のねこ」の定義って、
猫を処分できる大義名分を残しておくために、行政が無理やりこじつけた、カテゴリー、としか思えない。

定義づけそのものが、虐待行為と違わないだろうか。

倫理観なんて金儲けのためなら、ティッシュとおんなじレベル?
もし、
のねこという動物がいるとしたら、ツシマヤマネコ、イリオモテヤマネコ、が野猫じゃないんでしょうか?

どうぶつ基金から報告されている現場の実態がずさんすぎますね。
この酷暑の中、捕まった猫たち、放置みたいですね。ありえないです。
捕まってる猫たち、どうみても、一般市民がが日本中で展開している地域猫と同じです。

こんな倫理観に欠けてる島が、世界遺産はありえない。よね。
だとしたら、世界遺産という定義づけも迷惑行為に成り下がります。
世界遺産=お金儲け
本当にウサギのこと真摯に考えてるとは思えない。
ウサギだろうが猫だろうが、生き物のこと考えてるなら、こういうやり方はしないはず。

それに、ウサギの一番の天敵は、たぶん人間による環境破壊。
スケールが違う。

amami.jpg
(どうぶつ基金の写真をお借りしています)

うちにもさわれない家庭内ノラならいますが、
彼らは、のねこなの?
世話してやれば、うちのねこたちより、りっぱな飼い猫になれるねこが奄美にはたくさんいると思いますよ。

面倒だから、捕まえて殺せばいい、。と言う考えは、昭和と変らない。
鹿児島県、どうなってんだろう?

ユネスコ本部は、こんなことが日本の田舎で起こっていることをきちんと把握し、
世界遺産に認定すべきではないとおもいます。
署名運動は、ユネスコ本部に対し、この島を世界遺産に登録しないで欲しいと世界規模で展開させるべきだとおもいますね。

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 うっそ!捨て猫じゃない?
2017年06月05日 (月) | 編集 |
先週の金曜日に大きな公園に、また目があいているもわからないような、
仔猫たちが捨てられ、公園のお世話をしているボランティアが発見し、
警察に通報 ->センターの迅速な計らいで翌日の土曜日に受け取り->無事に保護先に。

一件落着かと思いきや、その続きがありました。
今朝、仲間のYさんから、「中村警察が、あの猫たちを「捨て猫」ではなく、「落し物」扱いするんだそうです。」
と電話があり、慌ててる感じ。

「エッ 何、それ?」 こっちも動揺。

「紙袋に入れられていたから、落し物?ひょっとして?」
「愛護センターに行かないと、遺棄にならないみたいなんです。」とYさん。
死なせてもいいから、月曜日まで乳飲み猫、警察において、捨て猫としてカウントしてもらうか、
死なせては可哀想だから、落し物として貰ってくるか、どっちを取るか。
しかし、そんな馬鹿な話ってあるの?

遺棄、つまり捨て猫として、調書を残してもらわないと、犯罪にならない。犯罪の件数が警察にたくさん
記述で残されないと捨て猫に対する対応策がきちんと取られない。
 ->つまり、社会が変わらない。こんなことしないで、猫の手術してください。とならなくなっちゃう。

だから、遺棄があれば、かならず警察を現場に呼び、現場検証してもらう。のが理想です。
遺棄は犯罪。でも落し物は、うっかり傘、忘れてきちゃった。さっきのお店に。
と同じだから、犯罪にはならないです。 そんなこと素人でもわかります。

土曜日、Yさんが、警察に乳飲み猫たちを引き取りに言ったときは、
「あ~よかった。これで猫たち助かるわ」という声も署内から聞こえたという話だったのに、
スカーフ落としちゃった。と同じレベルの扱いは、まずいです。
納得できない。
いきなり強引に、母猫からおっぱい飲んでる乳飲み猫を全部取り上げ、公園にポイと捨てるような人が
犯罪者としてカウントされないのはおかしい。
そして、母猫のことを思うと、相当、納得がいかない。
猫のお母さんは、一生懸命自分の仔猫を育てます。
人間が教わること、とても多いです。

結局、捨て猫を発見したボランティアさんが、最初に猫を持ち込んだ交番の警官の対応に問題があったようです。
遺棄が犯罪ということを、つまり法律がわかってなかったようで、
「落し物ですね」となったそう。

この人がどうだったかは知りませんが、
地域課のおまわりさん、猫仲間では評判かなりよくないです。
警官だということを笠に着た、中身の伴わない人が多く、
地域課が来たときは、会話の録音をするのが得策とまで言われています。
実際にそうしている方たち、知ってます。。愛知だけじゃないです。

市の職員も 10年前と違う、今のこの時期の、この対応には、さすがにビックリしたようで、署に電話を入れてくれました。

中村の署からは、この件は遺棄として対処しますし、対処するつもりでした。と回答を貰い。
当然です、じゃないとおかしすぎる。。

これからは、地域課ではなく、生活安全課の方に連絡をください。ということになったようです。
生活安全課の出番、まだ続くと思います。

今後遺棄された時の対応について、センターに確認すると、警察による
現場検証あとに、ボランティアがその猫を持って行っても、遺棄扱いで処理されます、ということです。
現場検証が無かったとしても、捨て猫の写真を現場で撮っておく、など、証拠を取れば遺棄としてのその後の処理が楽に運ぶようです。まあそのときの担当にも寄ると思うので、一応、110番して、現場におまわりさんを呼ぶほうが得策です。

6~7年ほど前、公園の遺棄猫を110番通報したとき、生活安全課の警官が、
「僕たちが持って行っても、3日後には殺処分されると思いますがいいですか?」とかなりまともな対応をしてくれたこと
思い出します。
「それなら、保護します」と言って、持ち帰りました。

仔猫の保護先募集中です。いろんな意味で余裕ある方(^∇^)、社会貢献活動したい方、ご連絡ください。

高浜市のN様、餌とご寄付ありがとうございました。

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 キャットサポーターと市営住宅
2016年10月23日 (日) | 編集 |
ちっとも状況が変わらない市営県営の猫たち。

ある若い相談者の方から、実家は市営なのでキャットサポータに該当しないと保健所に言われました。
と連絡を受けました。

おかしい。これって差別じゃないの?とも言いたくなる。

だって、一番問題が大きいところと言っても言いすぎじゃない、市営、県営、URは
難しいから市の事業は該当しない。っておかしい。
公園も除外。これも変。

名古屋市が勧めている猫の活動が名古屋市が管轄する場所でできないって?
市営や県営に住んでる人は、市民じゃないの?

「えさやるなー」と高圧的に叫ぶ市営に住む爺さんたちを前に、泣く泣く耳カットした猫たちを
家に入れ、結局そのおばあさんが亡くなって、耳カット猫が処分された。
よくあるんですよ。そういうの。とセンターの所長が話してくれたことがある。
つまり、行政は、実態を把握してるんですよね。
なのに、10年経っても、20年経っても、なんの手立ても講じない。
市役所に電話しても、
「問題が多くてやれないんですよねぇ。。」
「問題がわかってるならなんで解決しないの?」
「やれないって言ってるわけじゃないんですけどねぇ。。。」
結局何が言いたいのか。。。
結果を出さなくても首にならないから、のらりくらり。
苦情言う人も、ボランティアする人も、彼らにとっては同じ。
面倒な人。なんでしょうね。
それにしても、いつも意味のない会話にしかならないんですよね。
これも手なのかしらん。そのうち諦めて連絡してこなくなるから。とか
言ってるのかもしれないですね~(^-^)/

どこの役所もどんな事案に関してもこんな感じなんでしょうね。
日本の公務員は、何かずれてる。民間企業の労働者とはかなりかけ離れてる。

小池都知事が東京都殺処分ゼロって宣言したようだけど、
末端の活動(手術して増やさない)が広がり継続的にできるようにならないと意味無いね。
一時的なゼロ達成なら、猫さえ受け取らなきゃいいわけだから
やろうと思えばできるんじゃないのかしら。
本当の意味でのゼロを継続的に達成できる都にして欲しいですね。

さて、この西区の相談者Kさん、住宅事情でサポーターになれません。
こんなに真面目に取り組もうとしている若い人が助成を受けることができず、満額私費払いです。
こういう現場他にもたくさん知ってます。

そして、サポーターになった場合、手術費用だけで助成金3万円が満額で使われます。
つまり、ワクチンやノミ駆除がしたければ、費用は自分たち持ちなのです。

獣医師会に所属していて、協力しますと手を上げた病院のみが
助成金で手術してくれます。3万円は、私の中では、泊まり代金込みの飼い猫手術より高い感じします。

まだ4ヶ月程の痩せた仔猫が、地元でTNRをしている高齢者のお爺さんたちに捕獲され、
西区のある協力病院に持ち込まれました。
偶然Kさんがこの猫のことを知り、手術しないで譲渡に向けて保護しようと思っていたところ、
TNRされてしまいました。その後すぐ交通事故に遭って死んでいたのを見たそうです。
なんだか先行きの暗い現場です。

Kさん現場付近にチラシを配り、今日からこのエリアのTNR開始です。
10匹以上いる現場です。
さっそく、黒猫チビと、成猫のメスが保護されたので明日手術です。
チビはしばらく保護して様子見です。

神戸は取得するのに面倒な許可はなしで、手術できると聞いていますが、本当なら羨ましいです。