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人間社会で翻弄する動物の視点から色々綴っています。
 大学の猫
2017年07月04日 (火) | 編集 |
猫を殺して楽しんでいる変質者、早く捕まえてほしいです。
今日もまた新しい変死体が出たとか。
FBの動画やら、変死体やら、これだけ証拠がそろってるのに、なんでまだ鉄格子の中にいないのか。
警察だって、その気になればすぐ捕まえられるはず。



話変わって、今日は大学の猫問題についてです。

実は、3日前、ある大学での猫問題についてTさんから話を聞いていました。
大学は愛知県の私大です。

学生は4年すると卒業します。
ちょうど桜の花が舞う頃、餌を貰っていた猫たちは
途方にくれるんだそうです。
なぜって、えさをくれていた学生が卒業すると、急にえさがもらえなくなるからです。
こんなサイクルを長年見てきた人がいました。
大学のお掃除のおばさんです。
60代になるこの方、忍びなかったから、猫たちに餌をあげ始めました。
しぶしぶのことです。喜んでノラ猫に餌をあげる人を私は知りません。

学生やおばさんが餌を与えながら、手術の必要性をどこまで感じていたかはわかりません。

とにかく、この大学では、猫の問題、なんとかしない?しようよ、とはならなかったようです。
手術をしていないので、猫はドンドン増えました。

おばさん、ある日、自分が勤める会社から、これ以上餌をあげ続けるなら、辞めてもらいます。
と言われたそうです。
大学の事務局のおじさんたちの意向だそうです。
総長や学生の意向ではありません。

これはもう命令です。
おばさんは、飢える猫たちを前に、困り果て、私がよく知っているTさんの団体に連絡をしてきました。
「不憫ですが、もう4日間餌をあげていません。どうしていいのかわかりません」
泣きついてきたようです。

猫は広いキャンパスに20数匹。仔猫もいるそうです。

これから社会を担う若者を教育する大学が、餌さえ与えなければどうにかなる。
うちの責任ではない。
餌やりをくびにすれば、それで済む。こういう発想は、悲しすぎます。
よその家の前に、自分ちのゴミをおいてくればいい。そういう感覚です。
もちろん、生きものをゴミと一緒にするつもりなんかないですが、こういう人たちはそういう説明が一番わかるみたいです。

明日からおばさんも来ない。猫たちは飢える。おばさんが来なければ手術も容易にできない。
なぜって、おばさんが一番、個体を把握しているからです。えさやりさんの協力有り無しでは
TNRのための時間と労力は格段の差がつきます。
うまくいけばおばさんの抱っこでキャリーケースに入れ、そのまま病院へ連れてゆける猫だっているかもしれません。

「こんな事務局、話にならないよ」とTさん。かなり事態は深刻でした。
Tさんも疲れている声でした。
困った困った。

あ~あ、大学って総長が一番偉いんだよね。。その人と、話ができないかしら。。。
パソコンで開いたその大学のHPを見ながら、そんな、
できもしないことを考えるくらい、結構切羽詰ってました。

なんとかしてやりたい。20匹の猫たち。
そんなことを考えいる矢先のことでした。

最近猫のことで知り合いになったある方から電話をもらいました。
ひょんなことからこの話になりました。
かいつまんで、手短に話しただけですが、
どこの大学ですか?と聞かれ、xx大学です。と答えると、

「その大学の総長よく存じ上げています。」と耳を疑うような言葉が。。
エッ?。。
思わず携帯落としそうになった私。

頭の中に、棚から牡丹餅の文字が♪───O(≧∇≦)O────♪
やっぱり神様っていたんだ!!Tさんが一生懸命な働きが、こういう縁を、引っ張った!
それも猫がらみのお知り合い。

この後、一夜のうちに、話が急転回!
「当機は、緊急着陸いたします」みたいな。。

総長は、この問題は上にあがってきていないと話したそうです。
ノラ猫ごときに。。時間なんか避けるかい!
力ずくでなんとでもなると思ったんでしょうね。事務局のおじさんたち。

猫がらみで知り合いになったその方が、総長に自分の大学の猫問題についてじきじきに話しをしてくれました。
翌日、あっさり、ネコ活動のクラブが「鶴の一声」で、発足。
急に給餌を止めれば猫が弱ります。虐待です。Tさんが事務局のおっさんにそう言うと、
「私たちを脅迫するつもりですか?」と言ったそうです。
事務局のおっさんたち!!!どうして相手が生きもので、食べなきゃ死ぬことがわからないんでしょう。
好き、嫌いの話で終わらせないでほしいです。

クラブ発足を、一体、どんな顔して聞いていたんだろう。。
ざまあミロです。見たかったね。

これで、可哀想な猫たちとおばさんと、相談受けたTさんと、その他一同、あっさり救われました。
これから猫は太り、猫は増えず、糞が管理されキャンパスが綺麗になるでしょう。

漫画みたいな展開でいまだにポカンな私ですが、
事務局のおじさんたち、地域猫ビデオ見てもらって、骨の髄までしっかり啓発されてほしいです。
そして、感想文を提出してほしい!我々サイドで、納得いかない感想文は、何度でも再提出!
こういう人たちがいるから、逆に猫が減らないことに気付いてほしいです。

学生たちが巣立ち、新しい場所で、地域猫活動やってくれたら、願ったりです。



次回の里親会のご紹介です。

場所:(株)シービーテック (会社の建物内2Fで開催します)
住所:緑区鳴海町杜若124
開催日時 7/9(日) 13時半~16時半まで
地下鉄 野並駅から南西の方角「らーめん藤一番野並南店」方向に向かって徒歩15分
市バス 杜若駅から徒歩3分
☆建物西側にある裏口から直接2Fの会場におあがりください。当日は黄色いノボリ旗を設置しています。
IMG_0724kokin1.png
IMG_0709dokin1.png
チビたくさん、でも大人猫も数匹参加する予定です。

収支報告が遅れています。必ず近日中にアップします。
すみません。
SYさま ご寄付有難うございます。
助かります。





 中村の仔猫たち
2017年06月28日 (水) | 編集 |
7/9(日)の里親会!に参加する猫たちも徐々に紹介してゆきます。

保護してしばらく経過しているので、みんな、顔立ちがやさしくなりました。(^-^)/
katsura_yoshi.jpg
かつらちゃん、カツラかぶってるみたいだから。男子
yoshi_hattyan2.jpg
なきべそ顔風な、はっちゃん。 かわいいです。。女子
nose_yoshi.jpg
コアラ風。ノーズ!かわいいです。男子
nobitukushi.jpg
つくし(右 女子)とのびる(左 男子)
チャーちゃんオスyoshikawa
ぼんぼりシッポのチャーちゃん 女子。
まだ保護したばかりで、治療中の猫たちもたくさんいます。
準備でき次第紹介します。

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 なごみちゃん。
2017年06月11日 (日) | 編集 |
会社の敷地内の猫たちのTNRを始めてほぼ半年が経過しました。

工場のおじさんたちが噛み付かれながら
必死で捕まえた、仔猫の「おしるこ」と「あんみつ」が譲渡されのが2016年12月、去年の12月のはじめでした。
oshiruko.jpg
(上の写真はおしるこ)
oshiruko_anmitsu.jpg
どっちがどっちだかわからないですが、おしるこ&あんみつ

この子達の親猫の黒猫のなごみちゃんは、11月に手術し耳カットして、リリースしていますが、
それ以後、姿を見ず、工場のTさんたちと、必死で探しました。

他の棟の工場まで情報を収集しに行ったり、近所にチラシをまきながら聞き込みしたり。
仔猫だけ助けたのに、親が死んでしまったのかと思うと、
「可哀想なことをしてしまった」とかなり落ち込んでいたのです。

ところがほぼ半年経過した一昨日、なんと、なごみちゃんが餌場に登場!
びっくり仰天でした。
なぜって、毎日見ていた(未手術だと思って捕獲を試みていた)1匹の黒猫が、
その日は、かなり傍までやってきたので、
腰をかがめてジッと耳を見ると、角度が水平に近い小さめのカットが耳にされていたのです。

「毎回餌場で見ていた、この子が、実はいなくなってたと思ってたなごみちゃんだった」
ということがわかり、
腰が抜けそうなくらい、驚くとともに、
どうしてこれまで気付かなかったのかと、まぬけさにかなり脱力。

いつも暗い時間にしか出てこない猫たちを相手にはっきり確認できなかった。。
皆、なんの特徴もない黒猫。おまけに、警戒していて傍まで来ない。
明るい時間にたまたま出てきてくれたから、確認できたと、自分を納得させながら
帰宅したのでした。

工場のTさんたちに、翌朝メールで「朗報」と報告したわけです。
「よかった」「よかった」

大きな声で言えないけど、
この会社にきて一番嬉しかったこと、が、なごみちゃんとのこの再会だったと思います。

Tさんたちが、作ってくれた猫の寝床には、
おじさんたちが勝手に付けた猫の名前のラベルが貼ってあります。
なごみちゃんのベッドもあります。
どこからか資材を集めて作ってくれた、雨も風も砂も、カラスも防げる自動給餌機を覆う透明のカバーには、
大きな翼を広げた、鷹の写真が貼られています。
これには、思わず、笑えましたが、多少効果があるのか、最近カラスを見ません。(^-^)/
こんな感じです。↓
esaba1.jpg

Koujyo.jpg
トイレ作ってあるにもかかわらず、藤の周辺でトイレするのが好きなようで、その都度、片付けます。

現在、なごみちゃんと常に一緒にいる、もう一匹のお痩せの黒猫を手なずけ中です。
口内炎が酷く、なんとか捕まえて、できる範囲での治療をしてあげたいと思っています。

知立市のK様、ミルク代のご寄付ありがとうございました。
お気遣いありがとうございます。


poster20176月
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 保護1年のルイ君。
2017年06月04日 (日) | 編集 |
保護がほぼ1年経過した、生まれつき目の悪いルイくん。
今年の冬、目の手術もしました。
その甲斐あって、かなり目やにが出なくなっていました。

一度、トライアルに出たのですが、1匹で新しい場所に行き、そうとう不安だったようです。
目が不自由だからなおさらです。
そのトライアルが不成立になり、しばらく待機していましたが、
ひょんなことで、新しく保護された別の猫と大の仲良しに。

新しく保護された猫と一緒に、トライアルとなりました。
rui_komada.jpg
ルイ君の体に足をおくブッチー。
ruikun22.jpg
ルイ君はとても人に懐いていて、性格も頭も良く猫からも好かれます。
トライアルがうまくいき、一緒に行った、ブッチーと、幸せに暮らしてほしいです。
長く保護してくれたMさんが一番寂しいですが、彼女が納得した環境のお宅へもらわれてゆければ
それが一番。よいご縁であること願っています。


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 まるで捨て猫祭り
2017年05月30日 (火) | 編集 |
仲間のYさんが活動する、大きな公園に仔猫が毎日のように捨てられ、
ドンドン、センターの猫たちの保護が遠のいてゆく感じです。
この時期は、余裕がなくなります。
せめて大きな保護猫たちが、春までに里親さんを決めて出て行ってくれるといいのですが、
なかなか、思うよう行かず、この時期は、保護先のボランティアさんの家の猫密度が一気に上がります。

公園を管理する土木管理事務所が、猫問題は自分たちの問題だと思ってないんですかね。
いまだに、助成金を使って手術ができない。
一番猫多いところに使えない助成金。
猫の問題意識を持ってるおじさんたちがいない?

いずれにせよ、
ボランティアが「もうやめた!」と名古屋市内の公園から一気に手を引いたら、猫、すぐ元の数にもどるんでしょうね。
虐待する人も増えてるし、深刻な問題です。
公園だけじゃなくて、地域全域で、手術することが当たり前にならないと、
公園に捨てる人は減らないんでしょうけど。土木による公園猫の去勢不妊手術参加は必須です。

hanawa 28_1

IMG_0116tnobi.jpg
こんな小さいのが、ここ数日間に急ピッチで保護されています。映ってない猫も待機中です。
chibinaka.png
yoshikawanakamura.png
仔猫が、「ガシッ」としがみついている、ハンモック、Yさんのお手製です。
よろしければ、お売りします。。(^-^)/
皆可愛いけど、手前のブラックスモーク!根性ありそうで可愛いです。
ハンモックのチビたちは、すべて、男子です。



次回の譲渡会は、6/17(Sat) です。

場所:ブラザー・コミュニケーション・スペース
瑞穂区塩入町5番15号 (無料P有り)
地下鉄 名城線 堀田駅から徒歩5分  
開催時間 13時~16時まで開催時間

子猫や成猫達が参加予定です。
※当日ご都合が悪い場合、別途お見合いも致します。
問い合わせ先 airanokai\gmail.com
\を@に変えて送ってください。